リアルお菓子の街
盗まれたパスポートを幸い1日で再発行してもらったので、
あとは、心置きなく観光に没頭します。
メキシコシティを拠点にガシガシプチ旅していきますよ!
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この日は、
CANON玉川さんのオススメのひとつ、
メキシコシティから東に120kmのプエブラという街まで足を伸ばしました。
この街が期待以上に可愛らしくて!
砂糖菓子のように甘くcuteでポップな街並みは、女性陣必見です!
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早朝、メキシコシティの東ターミナルからバスに乗って約2時間。
プエブラに着いたらもう一度バスを乗り換え。
プエブラ観光の前に、もう一つの見所を先に目指します。
本日最初の目的地は、アステカ時代のピラミッドと神殿が残る古都チョルーラ。
プエブラからバスで約40分。
バスを降りると、
てっぺんにオレンジ色の教会がそびえる、こんもり緑生い茂る小高い丘が目の前に現れます。
実は、
あれがチョルーラのピラミッドなのです!
全くピラミッドっぽくないけれど。
紀元前300年頃から建設が始められ、幾度もの増築を重ね巨大化したピラミッドはなんとメキシコ最大級!
(メキシコは遺跡の宝庫。ピラミッドの数は数百とも数千ともいわれている。)
高さは到底及ばないものの、底辺はかの有名なエジプトのクフ王ピラミッドより倍近くもあるそうです。
ただし、緑に覆われてしまっててピラミッド感が皆無なのがちょっぴり残念!?
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麓まで歩いていくと、団体さんたちが列をなしていました。
今日は日曜日。
外国人だけでなく、地元メキシコ人の観光客もたくさん訪れているようです。
私は、教会へ続く遊歩道の入り口を探していたのですが、
いつのまにか団体さんに紛れてしまい、気付いたらあれよあれよとピラミッドの中へ。
内部の遺跡見学は有料なのですが、グループの一人とみなされたようでタダで中に入れちゃいました。
やっと人一人通れるくらいの狭い通路が迷路のようにグネグネと張り巡らされています。
(ミイラ?ゾンビ?ゴーストっぽく写った前のお方。)
森の下の遺跡はこのようになっているらしい。
メキシコ最大のピラミッドが、いまや、ただの裏山風になってしまっているところが残念ポイント。
中は大渋滞で進みが遅く、酸素と光が足りなくて途中から息苦しさを感じました。
太陽を!フレッシュなエアを〜!!!
閉所恐怖症の方は、チョルーラピラミッドの遺跡見学は控える事をオススメします。
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ようやく出口に到達し、外に出たところで教会へ続く上り坂を見つけました。
てっぺんまで高さ60mちょっと。
石段をゆっくり上がっていくと、
ピラミッドの頂上からはこの景色!
カラフルな街並が一望できます。
5,000m級の山々に囲まれたチョルーラ。
富士山のような?あの美しい三角シルエットは活火山のポポカテペトル山。(多分w)
ピラミッドの上の小さなロス・レメディオス教会。
アステカ帝国の衛星都市チョルーラもやがてスペイン軍に支配され、
神殿は破壊し尽くされ、
神々の力を封じるために神殿跡にたくさんの教会を建てたそう。
はるか彼方の巨大な大陸に到達し、
土着の文明、人々、宗教、文化を制圧して、
歴史を塗りつぶすように街や教会を建設しまくったヨーロッパの小国スペインの勢いは、
当時ものすごかったのでしょうね!
だって、アステカ文明のピラミッドの上にキリストの教会を建てちゃうんだもん。
中南米を旅していると(飽きてくるくらい)コロニアルな街並をたくさん目にしますから。
どの街にも必ず一つはあるアルマス広場やソカロはその代表格。
このブログでも散々コロニアル、コロニアルと書いてきましたけど、
コロニアルって植民地のって意味ですからね。
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ピラミッドの頂上からパノラマの景色を眺めていると、メキシコ人の大家族に声をかけられました。
ベラクルスというメキシコ東海岸の街から2泊3日で旅行に来ているそう。
おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで、親戚一同勢揃い!
写真を撮ってあげたり一緒に写ったりと、和気あいあいとしたひと時を過ごしました。
今夜はダンスを踊りに行くんだけど、君もどうだい!?
と茶目っ気たっぷりなおじさん。
仲良し大家族の旅行、いいな。
心がホッコリしたところで、
街へ下ります。
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ピラミッドの麓はツーリスティック。
民芸品や雰囲気のいいショップが立ち並びます。
この一角のお店で、アジアンテイストなスカートを1枚購入。
オーナーのおじさん曰く、これはミャンマーからのインポートなんだって。
わざわざメキシコに来てまでアジア製のスカートをチョイスする私・・・。
(ペルーのクスコでも同じ事したな。)
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さすが日曜日。
街の真ん中の広場ではマーケットが立ち、
公園も教会の中も観光客や地元のファミリーが集い、平和なにぎわいを見せていました。
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チョルーラの街をもう少しゆっくり散策したかったけれど、今日の主役はプエブラ。
時間はあっという間に過ぎてしまうので、
チョルーラ町歩きもこそこに切り上げて、バスでプエブラに戻りました。
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ところで!
プエブラはですね、
郷土料理の街で、タイルの建築物の街であり、陶器の町であって、天使の街でもある、
いかにも女子好みのコピーが勢揃いですよね?
ひとつひとつ検証していきたいと思います。
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まずは、
郷土料理!
お腹が空きすぎてもうそれ以外の事は考えられないので、先にランチを済ませます。
プエブラの繁華街通り。
こちらも日曜日効果で人がわんさか!
レストラン〜。
どっかに良さげなレストランはないかな〜。
目に付いたところに適当に飛び込んでみたのですが、
インテリアやクロスが素敵で、なかなかにいい雰囲気のレストランでした。
ここで注文したのは、
プエブラの郷土料理、モーレ・ポブラーノ。
野菜、スパイス、ナッツ、そしてチョコレート!など様々な素材を煮込んだ、
甘いようで辛いようで苦いような、複雑でコクのある濃厚ソース。
柔らかいチキンにソースを絡めたピラフが食欲をそそる、プエブラ代表のスペシャリテなのです。
お店によって当たり外れがあるみたいだけど、ここのモーレは安くて美味しかった。
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お腹を満たしたら心も落ち着きました。
それでは、町歩きへレッツゴー!
「郷土料理の街」に続きますのは、
「タイルの街」
コロニアルな歴史地区の街並が世界遺産にも登録されているプエブラの、
この街ならではの特徴は、
ずばり、タイルの装飾が施された華やかな建築群!
それはもう、
乙女心(年齢問わず)をギューーッと鷲掴みにする、
可愛い可愛い可愛い、
可愛いとしか言いようがない、街中タイルアートのオンパレードなのでした。
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マジパン、キャラメル、こんぺいとう、
ジャム、マカロン、ウエハース、
クッキー缶にチョコレートの包み紙、ホイップの縁取り。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家が現実にあるとしたら、きっとこんな感じ!?
タイル以外にも、
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街中がポップなキャンディーカラーで埋め尽くされていて、
例えば、このどピンクの教会なんて、
小さな女の子の大切にしているジュエリーボックスの中身みたい!
なーんて、
柄にもなくメルヘンな想像を掻き立てる、
そんなガーリーな街なのでした。
民芸品マーケットも楽しい。(これ大事)
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ところせましと並べられた雑貨は、
陽気なメキシコがそのまんま形になったような、ビビッドでカラフルな色の洪水と、
可愛らしさの中にもちょっぴり毒気が潜むような。
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そんな、魅力たっぷりのプエブラの街。
長くなったので、後半に続きますね!
天使の街の由来は?
そして、
プエブラタイルの正体とは!?
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