神童に拾われてシーラーズ
朝日を通したステンドグラスは美しい光を落とします。
朝早くから訪れたとあるモスクのお目当ては、このステンドグラス。
グラスの下部は外にカバーをかけられて光を遮断されているので、
半円部分だけが七色の光を通しています。
これだけでもウットリする美しさなのに、
下半分のカバーを外したら、まばゆい程の色鮮やかな光に照らされるのでしょうね!
見てみたい(≧∀≦)
朝8時過ぎに着いて、9時くらいまでこの光のショウを堪能しました。
憧れのチャーミーグリーンな夫婦♪(昭和ネタ)
この日は夜行バスを予約していたので、時間を持て余し、
大きな交差点沿いの道の、木陰になった石段にくつろいで世界史の本なんぞを読んでおりましたら、
(4年前くらいに買ったのに、5ページ目から全く進まなかった本・・・
せっかく世界一周だし、この旅で読み切ってやるーと追い込むために持ってきた★)
「日本人ですか?」
と声をかけてくれた男性。
「何読んでるんですか?縦書きで漢字が見えたので・・・」
うわっ恥ずかし!!!
「いやいやいやーーーヾ(・ω・´;)ノ」
なんとなく慌てて本をしまい込む私★
イランの迷える子羊(?)な私を拾ってくれたのは、
若かりし頃に神童と呼ばれたという、松坂世代の同じ年!
KS高校、T大理系卒のラガーマン。
大学からはビーチラグビーに打ち込む、まさに文武両道というやつ!!!
ノ・・・脳みそ2,3g程分けてください。
「あの〜欠点はどこ?」
「・・・音痴」
(笑)
そんな彼はアプリ長者。
そのジャンルでランキング1位をキープし続ける程のスマホのアプリを作っていて、
印税収入で一年のほとんどを旅行しているらしい。
う、羨ましい・・・
今年はコスタリカに長期滞在して仕事をしようかな、って。
今話題のノマドワーカーってやつですね!!
そんな彼にすぐに本屋に連れていってもらい、まずはロンリープラネットの海賊版をGET!
今回ガイドブックなしでイラン旅を切り抜けてやる~という意味のない決意は脆くも崩れ。
やっぱりガイドブック、必要ですよね。
これで、イランのどこへでも迷わずに行ける~(´ω`*)
バスの時間まで彼の観光ルートにくっついて行くことに。
★
★
ちょっぴりマニアックスポット!?
イランの五大詩人のひとりスィディさんという人のお墓らしい★
イランって広い公園とか敷地には、
井戸端会議をしていたりファミリーでピクニックをする人たちで溢れています!
可愛らしいおばあちゃんたちの一行。
お墓公園の外におじさん手動のグルグル遊具が!
子どもたち超笑顔!可愛いーーーー(★>U<★)
ホテル近く、キャリーム・ハーン城塞の中も観光。
広々としたガーデンになっていました。
神童が英語の解説を全部訳して説明してくれます♪
森の中のベンチはカップルだらけ!
何やらイラン人たちのデートスポットらしい!?
デートしてもいいんだ、イラン。
お城の主「キャリーム・ハーン」さん。
お城の公共浴場跡に入ってみる、アプリ長者の神童の図。
ホテルの中庭でディナー。
こんな素敵なところがイランにもあるのね~
と、神童の観光にご一緒させていただいた半日。
初めての国で、わけもわからない中で、旅慣れた日本人に出会うと、
やはり心強いものがありました。
神童は明日までシーラーズ、それから帰国してすぐに韓国へ。
私はイランを北上です。
神童に見送られ、夜行バスに乗り込みました。
どうしてもインドと比較してしまってゴメンインド(>人<)
バス、綺麗だよ!シートフカフカだよ!足元のスペース広すぎるよ!!
お菓子まで配られちゃったよ!!!
そして・・・
A/C効き過ぎだよ?
寒くて眠れなかったよ?
次回の夜行バスは靴下を履くことを心に誓ったよ・・・?
次の街、エスファハーンへ向かいます。
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