モロッコBEST2！赤と緑のトドラ渓谷
ちなみにベスト1は、言わずもがなサハラ砂漠です★
名前も場所もどんなところかも全く知らなかったトドラ渓谷。
ここへやってきた目的はただひとつ。
モロッコで一番有名な日本人、のりこさんが経営する宿で、日本食を毎晩食べられると聞いたから！！
それに、海外で自分の生きる道を見つけた女性には是非会ってみたくて。
ティネリールでバスを降りると、ハマム帰りののりこさんとお客さんたちが迎えに来てくれていました。
そこからミニバスに乗り換えて、本日のお宿、MAISON D’HOTE AMANDEへ！
ミニバスを降りると、そこはピンクの土壁が続く小さな村。
細い路地階段を下って、のりこさんの宿の入り口へ。
赤毛がファンキー&cuteなのりこさん！毎朝毎晩こちらのキッチンでご飯の支度をしてくれます。
もの静かながら、すごく優しくてあたたかい人柄がにじみ出る彼女。
こちらのディーナーは噂通り、美味しくて贅沢な日本食でした！
毎日の食事が楽しみで楽しみで(*´∀｀)
唐揚げだったり、
天ぷらだったり、
必ず小鉢や汁物も付いて、白ご飯が進む進む！
デザートには大皿のフルーツも♪
賑やかに食卓を囲んでいただきます！
と言っても、みんな食べるのに夢中で、この時ばかりはほとんど会話はありませんが★
またある日は、景色の良いベランダのテラスで、
炭火を起こして、
バーベキューディナー！！
バーベキューなんて久しぶり！
炭香る香ばしい焼き鳥、最高でした(≧∇≦)
ビールが飲みたくなったのは言うまでもありませんが！
朝ご飯は定番ベルベルオムレツとフカフカのパン、そしてホッと甘いチャイ♪
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ところで、
のりこさんの日本食が食べたい！
その欲望に純粋な動機のみでやって来たトドラ渓谷（笑）
下調べも全くしていなかった私は、どんなところなのか想像も付かず、特に期待もしていなかったのですが、
荒々しい岩山と崖の谷、赤土の建物、瑞々しい緑、乾いた大地をサラサラと潤す小川。
まるでオアシスのようなこの景色、サハラ砂漠に次ぐNo.2かもしれない！
トドラ渓谷の景色に、一瞬で魅了されてしまったのです。
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チェックインした翌日は、のりこさんと二人でトドラ渓谷をお散歩。
宿の裏には、畑の野菜やオリーブ、アーモンドの木々の緑が、岩山や建物の赤とは対照的に青々と生い茂っています。
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この裏道を歩くのが大好きで、渓谷に向かう時は表のメインストリートを避け、いつもここを通っていました。
ベルベル衣装のジュラバを着たカーペット屋さん。
さすがのりこさん、どこを歩いてもローカルの人たちに、「のりこ！元気？」と声をかけられます。
のりこさんは、フランスに二年間留学して絵の学校に通っていた時に、たびたびモロッコに旅行に来ていて、
気付いたらモロッコの魅力にすっかりハマってしまい、
フランス留学の後、メルズーガのサハラ砂漠の村に7年住んだそうです。
そう、実は、私がお世話になったオマル君のWilderness Lodgeで、なんと共同経営していたのです！
今は、エッサウィラで宿を経営しているみちよさんからこのトドラ渓谷の宿を引き継いで、
ここに移り住んでからは2年が経つそうです。
もう、日本に住むことはないって。
モロッコで生きていくと決めたのりこさん。
この地に導かれ、生涯の安住の地を見つけた。
見過ごしてしまいがちなくらいほんのちょっとしたきっかけが、
人生を左右するような大きな出来事だったりして、
運命は何が待ち受けているか分からないですよね！
切り立った崖が両側から迫り来る渓谷の道。
ここは世界中からロッククライマーが集まる場所でもあります。
のりこさんの宿でも、インストラクター付きの体験ロッククライミングが申し込めるそうで、
私がチェックインした日に宿の数人がトライしたそうで、なんと女性も！！
20mと30m各2本ずつ、計4回上るとの事。
私もやってみたかったかも！？
渓谷の麓には、透き通った水の川が流れています。
そこで洗濯をする女性たちを見かけました。
（モロッコ人の、特に女性たちは写真を撮られる事を極端に嫌がるので、
女性たちの脇にいたロバさんを代わりにパシャリ★）
赤い岩山の向こう側に1時間半ほど歩いていくと、ノマドたちの住むところがあります。
私がトドラに来る前日に、宿のみんなは既に行ってしまっていたので、私は断念。
私が来た日には、みんなでティネリールの町に繰り出して庶民ハマム（サウナ&アカスリ）にも行っていたし、
全部ずれてしまって、残念〜(ノД`)
ノマドの親子が谷へ下りてきていたので、のりこさんはママさんとしばしおしゃべり。
コインを渡して、写真を撮らせてもらいました。
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ママに背負われている赤ちゃんの、こぼれそうに大きく美しい瞳には、無数のハエが止まっていて、
でも赤ちゃんは全く動じません！
そうそう、モロッコって、ハエ天国！！
辟易するほどハエに囲まれる毎日。
砂漠でも、ずーっとラクダにたかっていたし、
のりこさんの宿でも、キッチンのハエ取り紙には、おびだただしい程の黒い点々が貼り付いていて！
寝る時もブンブン羽音が聞こえてイライラ。
地球上で一番生命力の強い虫はMr.Gだと思っていたけれど、ハエもなかなかのもんですよ！
砂漠を生き抜くんですからね！！
緑生い茂る裏道を抜けて、村を抜けて、岩山を望む渓谷沿いを歩いて、小さなテラス茶屋で一休みして。
帰りはメインストリートを通って宿に戻ります。
帰り道、可愛い村の子どもたちに会いました♪
大人の女性が身につけるイスラムのヒジャブと、ベルベル衣装のミニジュラバを纏い、バブーシュを履く小さな女の子。
か・・・可愛すぎる・・・(*´ω`pq
のりこさんが、子どもたちにポテトチップスを買ってあげました。
大喜びのみんながまた可愛い♪
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のりこさんとひとしきりお散歩デートを楽しんだ午後のひととき。
彼女の半生や、色んなお話をマンツーマンでたっぷり聞けて、有意義な時間を過ごせました♪
海外で生きている日本女性たちは、逞しく優しく、魅力的な人たちが多い！
もっと、会ってみたいな。こんなところに日本人！な女性に！
そして、トドラ渓谷の自然美に完全に魅了されてしまった私。
緑と赤の自然の補色。お互いの色が映えて、風景が生き生きしている！
こののどかな村に住む人々、ノマド。
そして何より、のりこさんの美味し〜〜〜いご飯と素敵な宿！
春先には、アーモンドの木々が一斉にピンク色の花を付けるそうで、
きっと、砂漠の桃源郷のような、優美な風景を見せてくれるんだろうな。
ここには、癒しがある。
これからモロッコを訪れる人に出会ったら、私はトドラ渓谷を熱く熱くオススメすると思います★
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ヨルダンはパンが美味しい〜♪
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