運命の一目惚れ
とっても優しいPaulinaのママ！
Tulauhen3日目。
ラピス鉱山に行くという超難関ミッションはあっけないほど順調に遂行したけれど、
まだ、ここで果たすべき一番の目的が残っている。
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そう、
チリのラピスの町で、お守りのラピスをGETする事！
気の利いたアクセサリーショップなんてあるはずがないよな〜。
というくらい、自然たっぷりの田舎村Tulauhen。
Paulinaに聞いてみると、
なんと、この村に1件だけラピスのお店があるらしい！
行き方を教えてもらい、お店の名前を紙にメモしてもらって。
宿から徒歩30分。
いざ、私のラピスを見つけに行ってきます！
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のどかな一本道をひたすらひたすら歩く。
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本当にこの村に、アクセサリーのお店なんてあるの！？
ちょっぴり不安になってきた頃、
「LAPISPAZULI 50m」の看板を発見！
ありました！
LAPISPAZULI
CORDILLERA AZUL
ゲートをくぐってサボテンの道を下ると、
丘の中腹に小さな木造の小屋が。
こちらがTulahuen唯一のラピスショップのようです。
中に入ると、
店員さんが笑顔でお出迎え！
良かった、ちゃんとしたアクセサリーショップだった！
こじんまりとした店内は可愛らしく、とてもいい雰囲気。
そして、
これはとてもとても重要な事！
なんとお店の奥には、
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製作キットや作業台があったのです！
DigardoのボスRaul曰く、
採掘されたラピスを扱う技術が自国にないので、
宝石を取り出して研磨したりアクセサリーにするために、石は全て中国へ送られてしまうとの事だった。
つまり、チリで売られている商品のラピスは逆輸入ってこと？
と懸念していたのだけど、
このお店の商品はここで作られているみたい！
可愛らしい女性が登場！
娘さん？
この子がデザイナーかしら。
（なんせスペイン語が話せないので突っ込んだ会話ができない 泣
やっぱり語学って大切だわー）
世界で唯一採掘されているチリのラピス鉱山の村Tulahuen。
大地のエネルギーがそのまま入り込んだ天然のラピスを使って
その土地の人の手により生み出されるされるアクセサリー。
条件は全て整いました。
あとは、石と私の運命の出会い。
とっておきのひとつは見つかるのでしょうか？
ムフーッと意気込んで商品棚を覗いてみると、
向こうから目に飛び込んできてくれました！
一目惚れで即決定♪
ラピスがぐるりとはめ込まれたシルバーのバングル！
私のお守り、見つけた。
ついでにピアスとペンダントトップも。
このお店、決して商品が多いわけではないけれど、
全然高くないし全体的にシンプルなデザインが好み。
石の質は値段相当かな？
でも、高過ぎて手が出ない、
なんて事にならなくて良かった～！
ともかく、こんなにすぐにお気に入りが見つかって大満足です！
てことで、この3つお買い上げ～♪
もちろん図々しい旅人根性が顔を出し！？ちゃっかり値切ってもらっちゃいました。
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ラピスのお膝元Tulauhenで、ラピスのお守りを買う。
一番の目的も難なく果たせました！
ラピス鉱山行きとアクセサリーGET。
この二つのミッションを嘘みたいにトントン拍子にクリアできて。
改めて思う。
心の声をキャッチして、思い切ってTulauhenに来て良かった～！！！
やっぱり、全ては必然だったんだな。きっと。
ホクホクでお店を後にし、
Tulauhenラストはお散歩で締め！
この村のメイン通りには石造りのお家が並び、
レストランや売店がちょこちょことあって、
スーパーマーケットは売店に毛が生えたようなこんな感じ！←失礼
小さな教会や学校はありますが、
銀行はないし、もちろん大きなお店は皆無。
Paulinaもそうしていたように、村の人たちは買い出しのためにOvalleまで出て行くようです。
もちろん村の大半は大自然！
谷間には林とブドウ畑がどこまでも続き、
小川がサラサラと流れ、
渇いた砂地にはサボテンがニョキニョキ。
あちこちに、赤い実を付けた木々。
村の子どもたちは陰湿なイジメやストレスとは無縁で、
大自然と触れ合いながらスクスクのびのび育つのでしょうね！（そうであってほしい！）
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にしてもTulahuen、
日照率と暑さが半端ない！！！
毎日雲一つ見なくて、（たまたまかなぁ？）
とにかく暑くて暑くて溶けちゃいそうで、
こんな日差しの強い午後にお散歩なんて自殺行為だわ・・・。
途中暑さに心がへし折られ、お散歩中断。
そそくさと宿へ戻ってきた次第であります。
コーラー冷えたコーラをくれ～。
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ランチはPaulinaの食堂でCompleto。
このCompleto、チリ各地でよーくお世話になりました。
ソーセージとトマトとたっぷりのアボカドディップソースが挟んであるホットドッグ。
この上にマヨネーズがにゅるりとかかっていてたまらなく美味しい！（ここのComleteは珍しくマヨなしだったけど！）
お値段1000～1200ペソ也。（約200円）
物価の高いチリで、この低価格でそこそこ満足感を得られる、
Completoは優秀フードなのです！
3日目の宿の夜ご飯はこんな感じでした↓
う・・・質素（笑）
ま、ディナーは宿泊料金に込みでタダだから文句は言えない。
マッシュポテト好きだからいいけどさっ！
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というわけで、
未知のラピスを求めてやってきた、プチ冒険気分のTulahuenデイズ。
ミッションは全て遂行できたので、
4日目にこの村を出る事に決めました！
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Tulahuenの女神。
いや、救世主！？
カバーニャの宿主にしてラピスへ導くキーパーソン。
natsuyoさんのブログにも何度もその名前が出て来た女性Paulina！
バスを下りた目の前の売店で彼女に出会う事ができた一つめの奇跡。
ここからラピスへの道がいっきに開けたのは言うまでもありません。
（ちなみに二つ目の奇跡はDigardoとの出会いです♪）
チャーミングで優しいPaulinaのママ。
そしてPaulinaの息子Emilio君。
着いた初日にはママに内緒で冷蔵庫からヨーグルトドリンクを出して飲ませてくれました（笑）
はにかんだ笑顔がcuteなEmilio君でした！
Paulinaの娘ベビちゃん。Emilioの妹ちゃんですね。
そんな素敵なPaulinaファミリーと、これまた素敵な宿で、
充実して幸せな4日間を過ごす事ができました。
ちなみにPaulinaのカバーニャは、夕食込みのシャワートイレ付き個室で10,000ペソ也！（1,800円）
金額を聞かずに宿泊していたんだけど、
高くなくて良かった～！
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Paulinaたちに見送られ、Ovalle行きのバスに乗り込み、
ここからさらにチリを北上してゆきます！
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★後日談★
Tulahuen行きを決意し、Paulinaと出会い、ラピスの鉱山へ辿り着く。
全ては前にも書いた通り、ネットで探して見つけたシンガーソングライターnatsuyoさんのブログのおかげ。
お礼と、Tulahuenの近況報告を兼ねて後日natsuyoさんにメールをしてみたら、
早速返信が返ってきました！
すると、
なんと！
natsuyoさんも私の「世界一周フォトたび」を見た事があったと！！！
星の数ほどあるインターネットの情報の中で、
こうやってお互いが知らぬ間に繋がっていたなんて、
それもまた奇跡のひとつのようで。
ご縁の神秘を感じてしまうのでした。
natsuyoさん、改めまして、
私をTulahuenへ導いてくれてありがとう♪
彼女は、今も石を求めて旅をしているのです。
いつか世界のどこかで偶然お会いできるかもしれない！
偶然のようで、きっと全ては必然なのですが。
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