December 04, 2014  Categoyr: └ PORTUGAL ( ポルトガル )

カメラの悲劇の行方

ポルトガル リスボン

モロッコからいっきに駆け上がってきた、ポルトガルの首都リスボン。
作戦A、B、C。どの手段を取る事になったのか。
果たして、壊れたカメラの行方は!?


  

作戦Aの「リスボンで修理に出す」を選んだ場合、一刻の猶予もありません。
着いたその日に速攻で修理屋さんに持って行かなければ、受け取りが間に合わない可能性があるのです。

  

結果、どの作戦を選んだかというと・・・



作戦B!!!



つまり、どう転んでも対応できるようにと駆け足でリスボンにやってきたわけですが、
結果的には、ここで修理に出す案は没になった、という事です。

作戦Bの、「ロンドンで修理に出してアイスランドに飛び、帰りの足でカメラを受け取る」
なぜこの方法を選んだかというと、

  

カメラが故障したその日にすぐ、CANONカスタマーサポートセンターに電話をして事の顛末を話しました。
そしたら、ロンドンの直営店に連絡を取ってくれたのです!
程なくして、CANONロンドン日本人駐在スタッフからメールが入りました。

彼の名前はMr.成田!!!

そこから、成田さんとのメールでのやり取りがスタートしたのです。

  

これまでの経緯を詳しく説明し、私の数々の質問に答えてくれて、時には不安な私をなだめてくれる(笑)

・メールのレスポンスが速い!
・質問の回答が明確で的確で無駄がない。
・対応に精一杯の誠意が伝わる。
・現時点で最前の方法を提示してくれる。

  

鮮やかなほどに仕事ができて、頼もしすぎる男、成田さんヾ(≧∇≦*)〃

  

メーカーさんとのメールのやり取りって、やきもきさせられる事が多いじゃないですか。
まずは返信のスピード。
レスポンスが遅くて、会話のやり取りがテンポよくいかない事もしばしば。
マニュアル通りの対応だったり、痒いところに手が届かなかったり。

なのに、成田さんの仕事ぶりったら・・・・完璧!

ますますCANONファンになってしまいました♪


彼が提示してくれた内容、そして最悪の可能性とは・・・

  

ロンドン直営店で修理に出す代わりに、アイスランド用に代替え機のフルサイズを用意してくれる。←この対応にびっくり!!
さらに、私の要望で三脚も貸してくれる!
不具合の箇所を修理した上で、故障したところ以外にもきちんと見て、メンテナンスや必要であれば部品交換をしてくれる。

代替え機を用意してくれるのは特例で、
旅の間に2度もCANON提携修理店へ足を運んだにも関わらず故障を繰り返したので、
お詫びも込めての対応だという事でした。
それに、是非オーロラをフルサイズで撮って来てほしい!とまで言ってくれて・・・!!!


そして、最悪の可能性とは・・・!?

  

もし、万が一基盤が全部錆び付いていたり、修理額が本体額と同等、または超えるような事になる場合は、
修理不可能と見なす。
こればかりは現物を見ないと分からない。

これが、最悪の事態・・・もしそんな事になったら。
考えるだけで目眩がしそう。

あまりにも恐ろしくなり、居ても立ってもいられなくなって、
思わず成田さんに電話をしてしまいました(笑)
優しく冷静に、私を落ち着かせてくれる成田さん・・・( ̄ー ̄;


限りなく低い確率、いや、むしろありえない!くらいに強気に思ってはいるのですが、
もしもの最悪の事態が起こる事を想定して、
急遽、母親に控え選手のEOS60Dを友人宅に送ってもらうようお願いし、
アイスランドに連れて来てもらう事になりました!

もし5Dが復活しなくても、とりあえず使い慣れた60Dがあれば、旅の撮影ができる。
無事修理を終えた5Dが手元に戻ってきたって、これからの旅でいつ何時、壊れたり盗まれたりするか分からない。
そんな時でも、60Dがあればフォト旅を続けられる。
それに、60Dに取り付けているレンズは、200mmまでカバーするシグマの超望遠レンズ!
サファリで動物を撮る時なんかに活躍してくれそう♪

  

まさかの、一眼レフ二個持ち旅女・・・笑

これぞ、フォトたびucaにふさわしいじゃないですかヽ(*´∀`)ノ

待ってるよ〜60Dーーー!!!



とは言え、リスボンにいる一週間、ソワソワして落ち着かない。
今すぐにでもロンドンに飛んで、カメラを見てもらいたい!
修理可能か、不可能なのか!!!

けれでも、変更不可のLCCチケットを取っているため、待機する他ありません。

一週間、リスボンでやった事と言えば・・・



だらだら、だらだら。

コンデジ片手に、時々、町歩き。(コンデジすら持たない時も!)

  

ポルトガル リスボン

泊まったホステルのあるメイン通り。

  

ポルトガル リスボン


ポルトガル リスボン

見晴らしの良い高台のビュースポット。いい眺めだったなぁ♪

  

ポルトガル リスボン


ポルトガル リスボン


アルファマ地区

坂道の路地が入り組むアルファマ地区。

  

ポルトガル リスボン 路面電車


ポルトガル リスボン 路面電車


ポルトガル リスボン 路面電車


ポルトガル リスボン 路面電車

クラシカルで可愛い路面電車が、細い道を駆け抜けます。

  

ポルトガル リスボン 路面電車

リスボンは、雰囲気ある美しい町でした。



そして、メインイベントは、フリーマーケット通い!!

週に二回、アルファマ地区で大規模な蚤の市が開催されるのです。
その名も・・・

  

泥棒市!!!

  

アルファマ地区 フリマ リスボン


アルファマ地区 フリマ リスボン

想像よりも遥かに広い敷地。

  

アルファマ地区 泥棒市 リスボン


アルファマ地区 泥棒市 リスボン


アルファマ地区 蚤の市 リスボン


アルファマ地区 蚤の市 リスボン

ごちゃごちゃと・・・何でも売っている!!!


ここでやるべき事は、アイスランドに備える冬支度。
暑がりの私は、軽装しか持っていません。

でも、アイスランドではレンタカーを借りて、基本車中泊をする予定。
寒さを舐めていたら、絶対後悔する事になる。

そうそう、モロッコでは格安寝袋を見つけてGETしていました♪

あとは、完璧な防寒具。

このフリマで見つけたのが・・・

  

黒のロングダウン、フードにはもこもこファー付き♪全身をくるんでかなりあったか!5ユーロ也。
それから、毛糸のマフラーは1ユーロ。
CANONで借りる予定だったのですが、軽くて持ち運びしやすいコンパクトな三脚を見つけて購入。
これからの旅で、星空や花火撮影など?三脚を使う機会も出てくるだろうし♪
こちらは15ユーロ也。

全て格安で、いいお買い物ができました!

これでアイスランド対策ばっちりでしょ(*^ー゚)v



本当は色々回りたかったポルトガルですが、一眼レフを持たない私はどうも観光スイッチが入らない。
刀を失くした丸腰の侍!?

最終日に、ユーラシア大陸最西端のロカ岬くらいは行っておくかぁ!と、
重い腰を上げかけたのですが・・・

iphoneの充電ケーブルが壊れたために、あっけなく中止。
ケーブルを買いに行くのが優先ですもの★

あ、ポルトガル名物エッグタルトは食べましたよ♪
後から気付いたけど、写真すら撮っていなかった・・・!

  

カメラがない私はまるでふぬけなんです。

写真が、私の旅の大きな原動力になっている事は間違いない。
本当はカメラなんかに依存しない旅、
この目で瞬間を見逃す事なく、心と記憶で景色を、空気をしっかりと脳裏に焼き付けて、肌で感じて。
それこそが一番大切な事。

でも私は、感じた事も、出会った景色も、二度とない旅先の一瞬も、全てを四角に切り取りたいんです!
ファインダーを覗いて、息を殺してシャッターを切る。
切っても切ってもうまくいかないのに、ふと、狙っていない時こそ、素敵に撮れたりする。
満足の1枚に出会うと、えも言われぬ幸福感に包まれる。

その写真たちを、みんなに見せる事!
それが、私の旅のモチベーション。
これこそが、私の旅のスタイル♪

その事に、改めて気付かされました。

  

私にとって、カメラはとても大事。とても大切。かけがえのない、旅のパートナー。

  

だからどうか、CANONロンドンで、無事、相方が復活しますように・・・。


ところで、成田さんってどんな人なんだろ・・・(# ̄ー ̄#)
会ってみた〜い♪笑

<検索キーワード>
ポルトガル,リスボン,CANON,EOS,5DMark3,一眼レフ,海外で故障,修理,60D,カメラ,写真,蚤の市,フリマ,フリーマーケット,アルファマ地区,泥棒市

  

ダハブをやっと抜け出した〜!!ルクソールに着きました。
リアルタイムつぶやき、ucaのTwitterも要チェック!?

▼応援クリックもよろしくお願いしますm(_ _)m▼

にほんブログ村 世界一周ランキングに参加しています。
1日1回のCLICKが順位に反映される仕組みです。
応援よろしくお願いします!

クリックしてから表示が切り替わって、はじめてワンカウントとなるそうです!
ちょっぴり時間がかかるFBのイイネ気分で、クリックしていただけると嬉しいです♪