5つ星ホテルよりも
ティティカカ島シリーズ第三弾はプーノからボートで4時間、一番遠く離れたアマンタニ島!
契約している民家に一泊するツアーが一般的です。
ガイドさん曰く、
「この島にファイブスターホテルはないが、空には1000の星がある!」
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人口約4000人、10の集落で形成されたアマンタニ島。
一体どんなところなのでしょうか。
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ボートが島に到着すると、赤いフレアスカートに艶やかなお花の刺繍が施された白いブラウス、
頭に黒い布を被った女性たちが目に飛び込んできました。
彼女たちは今夜宿泊先を提供してくれるホストたち。
3、4人程のグループがその場で作られ、割り当てられたおうちに連れて行かれます。
一人参加の私はフランス人の三人組の女性とグループに。
フィジカルセラピストのMegane、
看護師のElodie、
同じく看護師のMathilde、
(この子はフランスから毎日スイスの病院に通勤しているんだって!片道20分らしく、お給料はうんといいみたい!)
仲良しの幼馴染み同士、束の間の休暇を利用してペルーに旅行に来ているのだそう。
そして、
私たちを泊めてくれる現地の方がこちら、
Vilmaさん!
寡黙ながらも柔らかい雰囲気がにじみ出る女性。
彼女に連れられて、まずは歩いておうちへ向かいます。
街灯ひとつない、ただただ畑や稲穂の広がるあぜ道。
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学校帰りかな?
Vilmaのおうちに到着しました!
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お花がいっぱいに植えられたオレンジ壁のおうち。
お部屋もこんなにも綺麗で可愛らしく、ちょっとホッとした~★
Vilma一家は旦那様のWalter、
知的な瞳が美しい8歳の長女のLucyちゃん、
聡明さが一目で分かる13歳の長男Jeferson君、
ひときわ幼くてcuteなちびっこ、3歳の次男Fernando君の五人家族。
(写真は末っ子ちゃんです。)
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早速、台所でVilmaママがランチの支度を始めました。
(お隣は旦那様♪)
お昼ご飯は優しい野菜スープと、メインにキヌア!
キヌア炒めなんて初めて食べたけれど、味付けも食感も良くて美味しい!
そしてものすごく健康に良さそう。
日本では高級スーパーフードのキヌアですが、ボリビアペルーでは普通に食べられている庶民の食材なのです。
食後のムニャティーは植物の香りが口いっぱいに広がる爽やかなお茶。
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お腹が満たされた後は少し休憩してお出かけです。
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Vilmaに連れられてやってきたのは、
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賑やかな広場!
ここでVilmaとはお別れ。
ガイドさんの説明を受け、今から丘の上の遺跡に夕焼けを見に行きます。
アマンタニ島にはパチャママ、パチャタタというプレ・インカの遺跡が二つあって、
お祭りの日以外は遺跡の内部に入る事は許されないそう。
そこから見る夕日は格別だと言うのです!
夕暮れに間に合うように上らなければならないのですが、これがまたなかなかしんどかった!
片道一時間ほど。
何度も言いますが、高所の坂道は地獄なのです!
広場から遺跡へ続く一本道はは、憎らしいほどにひたすら上り坂。
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刻々とオレンジ色を増す太陽に気持ちが焦る!
なかなか頂上まで辿り着かなくて。
夕焼けお願い待って~~~!!!
もう、ここがゴールでいっかな。
何度そう思ったか。
若干心折れかけながら、なんとかなんとか辿り着いた頂上の遺跡の麓。
草っ原を越えると、
ティティカカ湖が一望できるビュースポットが待っていました!
しかも間一髪!
ちょうど夕日が落ちるところで。
みんな静かに太陽の行方を見守っています。
真っ赤に燃える素晴らしい夕焼けを見届ける事ができました。
間に合って良かったぁ。
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今度は暗くなる前に山を下りなければなりません。
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行きがけの上りの時には余裕がなくて見渡す事のできなかった島の景色。
帰路はしっかり目に焼き付けながら山を下りていきます。
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ようやく広場に辿り着き、一角の小さなカフェで休息を取ってVilmaの待つおうちへ。
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私たちの帰る頃合いを見計らって晩ご飯の準備を整えてくれていたようです。
お待ちかねのディナータイムだ♪
と、その前に。
三人のフレンチガールズからファミリーへ、なんとプレゼントタイム!
ノートとカラーペンの贈り物に目を輝かせるJeferson君とLucyちゃん!
あああ、手ぶらな私、なんて気が利かないんだろうーーー(泣)
おみやの一つでも持ってくるんだった〜!
そして、女の子たちの粋なプレゼントに感動!
Jeferson君はすごく勉強家でマイノートにも文字がぎっしり。
彼に頼まれて、私たちも挨拶や簡単な単語を自国の文字でノートに書いてあげました。
今日の晩ご飯は、
スープとお米、野菜のおかずです♪
お肉はないけれども、畑で採れた食材で作ってくれる素朴で優しいご飯。
質素な島の暮らしの中で、客人に対する精一杯のおもてなしに心が温まる。
家族を交えたご飯の後の団らんに心がほっこりします。
さて、ここからは、
アマンタニ島の大人のお時間!?
夜遊びへと繰り出しますよ!
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島の民族衣装にお着替えして、
島民コスプレ完成!
もちろん私も着させてもらいました♪
頭に纏う黒い布の刺繍がたまらなく可愛い!
私たち4人はVilmaに連れられて、
ナイトクラブへ・・・!
じゃなくて、
島の公民館?みたいなだだっ広いスペースへ!!!
生バンドに合わせて、
ダンスパーティーの始まりです!
と言っても輪になってクルクル回るだけ。
踊れない私もこれなら大丈夫だ。
ぬるーい瓶ビールを流し込みながら島の宴の夜を楽しみました。
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帰り道。
街灯のない真っ暗闇の中を、トーチの灯りを頼りに歩いておうちへ。
その道中、
ふと空を見上げると、
これは1000どころじゃない。
満点の星空が夜空を埋め尽くしていて!
確かに、
ファイブスターホテルよりも素敵。
ガイドさんの言葉を反芻しながら、
星明かりの夜道をゆっくりと歩くのでした。
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翌朝。
Vilmaが焼いてくれたパンケーキを朝食にいただき、
ムニャ茶を飲んで、
荷物をまとめて港へ向かいます。
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あっという間のアマンタニ島ホームステイも終わり。
Vilmaママにたくさんのお礼とお別れを告げ、ボートへ。
彼女はこうやって毎日、想像もつかないほど遥か遠い異国の地からやってくる旅人を迎え入れ、
ずっとこの島で生きていくのでしょう。
ティティカカ湖に浮かぶ島の自然、人々の暮らしを垣間見た数日。
同じ地球に生きているのに、民族も宗教も文化も生活様式もこんなにも違って、
世界は本当に色々だ。
旅を通して、見て、触れて、感じる多様性。
日本にいた時に自分が作り出していた枠や常識、正解が音を立てて崩れてゆく。
そのぽっかりと空いたスペースに、
心の自由がぐんぐん広がる気がするのです。
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