激痛走る！
新市街と旧市街が両方まとめて世界遺産に登録されているというのは他に類を見ないのでは？
世界遺産の旧市街というフレーズはあるあるですが。
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隣り合う新市街と旧市街。
どこが境目かも分からないくらい二つのエリアが自然と調和して、
違和感なく溶け合っています。
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ところで。
街全体がやけに騒がしい。
尋常じゃない人だかり、明らかに浮かれモード！
何やら、8月はエディンバラが一年で一番盛り上がる時期。
70年以上の歴史を誇る世界有数の芸術祭『エディンバラ国際フェスティバル』の真っ最中だったようです。
お祭りの間は、演劇、オペラ、クラシック、バレエなどの芸術ショウが連日繰り広げられるんですって！
中でもエディンバラ城の特設ステージで行われるハイライト、
軍楽隊が伝統衣装のタータンチェックキルトを纏い、
バグパイプを吹きながらパレードをする『ミリタリー・タトゥ』は、
春にチケットが売り出されるとすぐに完売、高騰してプラチナ化するほど人気とのこと！
ちなみにこれがスコットランドの民族衣装とバグパイプですね。
ミリタリー・タトゥではこのキルト軍団がパフォーマンスを魅せてくれるというわけ。
お城にプロジェクションマッピングを投影したり、ライティングや音響の演出が凝っていたりと、
ショウのクオリティは年々上がっているらしい。
気になるけれど、ダフ屋から買う以外、正規の料金でチケット当日入手は不可能のようです。
事前にGETしておいて、時期を合わせてエディンバラに訪れるのもいいかもしれませんね！
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通りのあちこちでは、様々なアーティストたちが技を競い合い持ち前の芸を披露しています。
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ミリタリー・タトゥは見れなくとも、
街を歩くだけで十分にお祭り気分を味わえました。
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どんちゃん騒ぎから束の間離れるのにぴったりの場所を見つけました。
旧市街のメインストリート、ロイヤルマイルの中心に建つ、
王冠の屋根が目印の『聖ジャイルズ大聖堂』。
教会は、町歩きの休憩にうってつけなのです。
最初に訪れた聖マリア大聖堂以上に、
緻密で繊細な彫刻が施されたエントランス。
スペインの巡礼路でもよく見かけたゴシック様式の大聖堂ですが、
この黒っぽい色合いがエディンバラならでは。
中へ入ると、
喧騒から一転、静謐に心癒されます。
にぶい光を放つ巨大なパイプオルガン。
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切り絵のように美しいステンドグラス。
薄暗い中に浮かび上がるディティールの随所が、どれもあまりにも綺麗で、
しばらくボーッと佇んでいました。
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大聖堂を一歩外へ出ると、瞬時にお祭りへ引き戻されます。
このコントラストもまた楽しい！
賑わいの中を、ただただあてもなく練り歩きます。
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スコットランドと言えばのタータンチェックストール。
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スコットランドと言えばのスコッチウイスキー。
お土産屋さんやマーケットを冷やかしがてら覗いてみたり。
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タダなら行っとくか〜♪と、
国立美術館、博物館をはしごしてみたり。
緑が気持ちの良いクイーン・ストリート・ガーデンズをお散歩したり。
二日間にわたってエディンバラを歩き倒しました。
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そうそう。
小腹が空いた私は公園脇の屋台に寄って、
フィッシュアンドチップスを購入。
芝生に座り込んでフレンチフライを無心にほおばっていました。
その時。
キーーーーーーーン
いたっ・・・。
突然、上奥歯にえもいわれぬ激痛が走ったのです。
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年中あちこちを旅している私。
海外では気軽に歯医者には行けないので、
虫歯は早期発見！早期治療！
歯の掃除と歯石取りはこまめに！
をスローガンに？帰国の度に歯医者に通うようにしていて。
直近では4ヶ月前に行ったばかり。
その時に虫歯の治療は全て終わらせておいたはずなのですが。
かつて経験したことのないような激痛にしばらく頬を押さえてうずくまり、
じっと波が引くのを待ってフィッシュアンドチップスを平らげました。←平らげたんかいw
まさか、この時の痛みが以降3年にもわたって度々私を困らせることになろうとは。
この時は思いもしませんでした。
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＜ucaの歯の治療☆年表HISTORY〜＞
（試験に出ます）
ー2017年8月ー
最初に奥歯に激痛が走ったのがエディンバラ。
その後の旅の間も時々激痛に見舞われる。
ー2017年11月ー
これはマズイぞ、と、帰国早々歯医者に駆け込む。
神経ギリギリ到達するかしないかの大きな虫歯が進行している事が判明！
だーかーらー旅立ち前に歯医者来たんじゃーん。（泣）
その時は見つけられなかったのー！？
と先生に泣き言をぶつけたくもなったけれどグッとこらえ、
なんとか神経は温存する方向で治療してもらう。
それからしばらくは良かったんだけど、
ー2018年夏頃ー
なんだか奥歯が滲みる気がするぞ。
歯医者に行くが経過観察。
ー2019年3月ー
中央アジアを巡る旅に出て1ヶ月ほどが経ったある日、パキスタンで奥歯の詰め物がポロリと取れてしまう！
幸い痛みはなかったので、詰め物欠けっぱなし穴あき状態のまま旅を続行。
ー2019年7月ー
帰国してすぐに穴開き部分を詰め直し。
ー2019年10月ー
ねえ、4ヶ月も日本にいたのになんでまたこのタイミング！？
またまた旅立ちの直前。
フライトの前日に再び奥歯に重たーい鈍痛が走り、
慌てて歯医者に駆け込むものの、
翌日からしばらく海外で通院できないため、腰を据えた治療には取りかかれず応急処置。
そのままタイに飛ぶのだが、
不安で不安で仕方なくて、バンコクの日本人駐在者向けの歯医者を探して飛び込み受診。
初めての外国の歯医者に不安を覚えつつも、
日本の町医者と比べても明らかに設備が整い、
技術レベルも高いタイの先生方の施術にホッと胸を撫で下ろす。
ただ、バンコクもわずか一週間の滞在。
根管治療（神経を取る治療）を進めるには時間が足りず、応急処置で綺麗に詰め直してもらい、
強力な痛み止めを処方してもらってバンコクを後に。
ー2019年11月ー
痛み止めが絶大に効果を発揮してくれてしばらくはなんとか調子を保っていたのだけど、
あーあ。
アメリカでまた痛み再発。
しかも今度は歯茎まで腫れ上がる始末！
（一日800kmの長距離運転を強行し、ハイウェイのジャンクションを間違わないように集中して始終歯を噛み締めていたのが多分原因。）
さすがに高額医療のアメリカで歯医者に行く気にはならないし、
そもそも旅は移動が仕事なので（？）腰を据えて治療をすることができない。
例の奥歯の真上、ポコっと腫れた歯茎をヤバイなーと思いながら放置しつつ、
騙し騙し旅を続けて、
ー2020年1月ー
帰国！しばらく関東で遊ぶ。←優先順位！汗
ー2020年2月ー
ふるさと帰還と同時に地元の歯医者、
しかも小学校の頃から通っていて信頼おける先生のもとを十数年ぶりに訪ね、
それからしっかり2ヶ月半通って根管治療！（結局神経は抜くことに致しました。泣）
新たにできていた虫歯治療に歯の清掃、
諸悪の根源である奥歯は表面削ってセラミックを装着し、
ー2020年5月ー
めでたく完全に治療を終えました！！！
ー2020年7月ー
経過良好♪←イマココ
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エディンバラから足掛け3年弱！？
フィッシュ&チップスの激痛から全てが始まった・・・。
完治まで長かったなぁ。
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奥歯との格闘を時系列に並べてみました。
なんだかよく分からなかった思いますが^^;
とにかく歯の痛みに長ーく悩まされたことだけでも伝われば幸いです。
改めて、声を大にして自分に言い聞かせる。
歯〜は大事だよ～♪ルルルー
（アフラックのアヒルのCM、「お金は大事だよ～」の調べに乗せて）
いつまでも健康な自分の歯で、いつまでも美味しくご飯を食べたい！
これを機に歯磨きを徹底改良。
普通サイズとピンポイント用極小サイズの歯ブラシ2本使い。
高級歯磨き粉を2個使い。（2つで4000円ちょい。ヒー！）
糸フロスもしっかりとネ！
できれば間食も含めて物を食べた後ごとに歯を磨く。
元来強くない方なので、
歯磨きを日々せっせと頑張って、
歯を大切にしていこう！
そう心に誓うのでした。
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後半歯の話ばっかりになってすみません！
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