一難去ってまた一難。
ブルガリアのソフィアで泊まったホステルの、素敵なオーナー夫婦。ニックとジュリア。
人生初めての長引く胃痛で、ブルガリアに引きこもっていた4日間。
とても素敵な宿で、しっかりと体を癒しました♪
優しくて紳士的なニックとジュリア夫妻が経営する10coinsHostelは、
Booking.comというサイトで見つけた穴場的な!?ソフィアのホステル!
壁のお花のペイントが目印です。
シティセンターからメトロで4駅、バス、列車のターミナルから2駅。
森の近くの静かで平和な場所。
と言っても駅からは徒歩5分ほど。
駅近くには、大型スーパーあり、青空市場あり、安くて美味しい飲食店あり!
とにかく便利な好立地です。
大部屋の二段ベッドドミトリーで1泊6ユーロ(840円くらい?)
木のベッドが可愛らしく、太陽の光が入り込む明るいお部屋。
シーツは清潔でタオルも貸し出してくれます。
バルコニーは広々として、物干しもあり!洗濯サービスも、1回1ユーロと格安♪
回し者のように紹介したくなる、安くてとってもいいホステルでしたよ!
胃の調子がすぐれない私の、ある日の晩ご飯。
キッチンにコンロがないのが難点なのですが、電子レンジでばっちり白ご飯が炊けちゃいました♪
そして、駅の近くに焼き魚屋さんを発見!
お魚と白飯。くーーーー染みるコンビネーション・・・
あと、お味噌汁があれば完璧なんだけど。
食べる時だけは胃痛を忘れちゃうんですよね。
お米が進む進む!ご飯を大量に食べすぎて、後で苦しくなっちゃいました・・・。
一応ブルガリアという事で、ヨーグルトも買ってみました。
お味はいたって普通〜〜。
某メーカーに刷り込まれている、単なるイメージですよね?
コリアンの子たちがいっきにチェックイン!
「ジョイナス!!!」と半ば強制参加の飲み会が開かれました(笑)
胃・・・調子良くないんだけど、な。
断れる雰囲気じゃないね・・・(TωT)
無理矢理ビールを流し込む!!
そしたら・・・
なんと次の日に胃痛治っちゃいました(笑)
これぞまさしく荒療治。
なんにしろ良かった良かった♪
そんなわけで、やっと動けるーーーー!!!!
次の移動先をずっと決めかねていたのですが、夏のエーゲ海に憧れて、土壇場でギリシャに決定!
アルメニアのリダの家で出会い、ルートが同じという事で旅を共にしてきたyukoさんとは
ブルガリアのソフィアでお別れです。
約3週間一緒だったyukoさん。たくさんたくさんお世話になりました!
でも、きっとまた旅のどこかで再会する気がする。
りょっぴりアウトローな三十路ガールズ!人生がもっともっと熟成されて濃厚になっちゃうような
ボン・ヴォヤージュ!お互い、良い旅を!!
さて、ここからは久しぶりの一人旅にカムバック。
列車の駅でアテネへの切符を購入します。
国境を超えたギリシャのテッサロニキという駅で乗り換えを挟む移動。
しめて約40ユーロ也。
10coinsHostelをチェックアウトして、お昼15時半発の列車に乗り込みました。
列車の旅はやっぱりいいですね!
この路線は乗客が少ないのか、コンパートメントタイプを丸々1室貸し切り状態!
車窓からの景色を眺めてみたり、ブログの下書きを書いてみたり、おもむろに買い込んだパンをかじったり。
優雅な旅時間が流れます。
越境も、係員にパスポートを渡すだけで、いたってスムーズ。
あー列車旅、最高だな〜、と気分良く浸っていたら、あっという間にテッサロニキへ。
22時着が約20分遅れで到着。
次のアテネ行きの列車は23時の予定です。
いったんホームを出てチケット売り場の広場で電光掲示板を確認します。
と、私の列車のdelay欄に00:15、とのお知らせ。
あ、列車遅れているんだ。
次までしばらくあるな。本でも読んで待っておくか。
ベンチに座って時間が来るのを待ちます。
待っている間も気になって、ちょこちょこ掲示板を覗きに行くも、私の列車のホーム番号はまだ表示されず。
23:20。
プラットホームの番号、もう出てるかな?
再度掲示板を見に行くと・・・・
ない!!!
消えてる、私の列車!!!!
頭、真っ白。
状況が飲み込めない。
どういう事?どういう事??
既に切符売り場はクローズ。セキュリティに尋ねてみると、
「GONE」
どうやら、列車は本当に行ってしまったらしい・・・。
なんで!?深夜00:15でしょ!?
て、普通思いますよね?
まさかの15分遅れを意味していたのです。
さ、最悪(T∇T)
スムーズに乗り継いで、早朝5時にはアテネに着き、
その足でそのままフェリー乗り場に行って島に渡ろうと思っていたのに。
次の列車は朝5時発との事。
「私、駅で待ちます!」
「無理だ。駅は深夜にはクローズする。」とセキュリティ。
でも・・・
ベンチに座ったままなんとかやり過ごして、このまま朝まで待とう。それしかない。
そう決めて、ベンチに座り込み動かない作戦を敢行したのですが、
最終列車がテッサロニキに到着して乗客がみんないなくなると、
深夜1時にあっさりと閉め出しされちゃいました。
むむむーーー困ったな。
駅周りには浮浪者もいます。
あと4時間、どうしよう。
とりあえず駅前の外にタクシー乗り場があるので、そこのベンチで気を張って待つ事に決めました。
すると、タクシーの運ちゃんが、
「列車を待つのか?それならあそこのカフェが開いているからそこで待ちなさい。」
と、24時間営業のオープンカフェを教えてくれて、
なんとか安全な待機場所を確保する事ができたというわけです。
あ〜あ、まさか乗り換えに失敗しちゃうなんて・・・。
カフェでココアを飲み、WI-FIが使えたのでネットをしながら朝が来るのをひたすら待ちました。
そして、ようやく朝5時前。
駅に戻り、切符売り場のカウンターでかくかくしかじかと状況を説明します。
「そういうわけで、チケットの時間を変えてください。」
「NO!」
乗り過ごした列車のチケットはキャンセルになっているから、新しく買い直さなければいけない、と。
えーーーーーーっΣ( ̄ロ ̄lll)
しかも、そのお値段、まさかの45ユーロとのたまうのです!
ブルガリアのソフィアからアテネまでのチケットが40ユーロだったのに、
なんでテッサロニキからアテネまでの料金が上がっているわけ!?
納得いかない!!!!
いくら納得がいかなくても、訴えもむなしく
「朝のチケットは45ユーロ、夜のチケットは25ユーロで安いんだよ。」って・・・。
そんな殺生な(TДT)
もういい、列車になんか乗ってやらない!!!
駅から飛び出して、さあ、後はバスがあるかどうか・・・。
さっきのカフェに戻って聞いてみると、
隣がバス会社で毎朝7時にアテネへのバスが出ているはずだよ!との事。
バスは39ユーロ。
結局、他に選択肢もなく、その朝のバスでアテネに向かったのでした。
ようやくアテネに着いたのは14時頃。
ああ、時間とお金を無駄に浪費してしまった・・・。
体力というよりは精神的に疲労困憊。
もちろん島へ行くフェリーはもうないし、この日は何もする気が起きず、
街の中心地に出て宿を探し(これもひと苦労した。)
ようやっとユースホステルにチェックインしたのが夕方頃。
アテネまで、遠かった。
どっと疲れた長い長〜い一日。
早速翌日から、念願のエーゲ海クルーズ島巡りがスタートです!
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どうしたって旅にハプニングは付き物。私、今試されています。
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