October 31, 2016  Categoyr: └ PERU ( ペルー )

2ヶ月滞在ペルー最後の地

ペルー航空 リマ イキトス 飛行機

2ヶ月間も滞在したペルーの最後の地。

アンデス山脈のイメージが強いペルーの、実に国土の50%は熱帯性密林が占めているという事実!
その密林のまっただ中に位置する都市・・・。



ワラスからトンボ返りで、ペルーの首都リマへ戻ってきました。
そのままの足でバスターミナルから空港に向かい、

 

ペルー航空 リマ イキトス 飛行機

ペルー航空の飛行機に搭乗!

 

ペルー航空 リマ イキトス 飛行機

滑走路を走り抜け、ゆっくりと地上を離れる機体。
大都会のリマが少しずつ小さくなって消えていき、
それからしばらくは、雲と青だけの世界が続きます。



あっという間に飛行機は着陸。
ここはプカルカという街。
ここで下車するお客さん以外はみな機内で待機です。
こんなバスのような経由の仕方、初めて!


ペルー航空 リマ イキトス 飛行機

半分ほどのお客さんを下ろした飛行機は再び空へ舞い上がり、


程なくして、


アマゾン川 イキトス ペルー

小窓を覗くと、
眼下には大蛇のようにうねりながら大地を這う黒々とした川。


ペルー航空 リマ イキトス 飛行機

飛行機はイキトス空港に降り立ちました。

 

タラップへ一歩足を踏み出すと、むっと体にまとわりつく湿り気を帯びた熱気。
この感覚は久しぶりです。


コンベアーで荷物を受け取り空港の外へ。
そこにはズラリと並ぶトゥクトゥクと一斉に声をかけてくる客引きの姿!
トゥクトゥクに乗り込み、予約していたセントロのホステルへ向かう道中、
その街並は今までのペルーとは全く異なり、
ゴミゴミしていて、泥臭くて、トロピカルなフルーツが店先に並んでいて、
ここはアジアか!?と、
そんな錯覚を覚え、ちょっぴりワクワクしてしまうのでした。



お目当てのホステルに辿り着き、無事にチェックイン。
とにかく立地重視で選んだ宿だったのですが、確かに立地はピカイチ、けれども宿はイマイチ!
清潔感はあまり感じられずジメッと薄暗い室内。
お部屋の床には大っ嫌いなMR.Gたちがウロチョロ!
ひえーーーーーーーー!!!
泣きそうになりながら、慌ててベッドに飛び乗りました!
久々の再会に戸惑いを隠せず、しばらく呆然としてしまいました。
あああ、やだよぅ。
ま、この気候じゃGたちが活発に動き回るのもしょうがない気もするな。
鳥肌を立てながら、今夜は我慢して寝泊まりするしかありません。

 

荷物を解いて、早速街へ繰り出します。
ここでやるべき事は二つ。
船の予約と、ツアーの予約。

 

ここイキトスはアマゾン川に面する街。
アマゾン川、そう、世界最長と言われる大河です!
広大なブラジルを横に突っ切り、コロンビア、ペルーにまで跨がる巨大な支流。
その枝葉はボリビアやベネズエラにまで伸び、南米大陸の大半を血脈のように覆い尽くしています。

これから先はアマゾン川をひたすら下り、ペルーとブラジルの国境を越えて、
さらにブラジルのマナウスまで船で移動する予定の私。
オリンピック日本代表サッカーの試合前日、8月6日までにマナウスに辿り着かなければならず、
逆算するともう日程の余裕は全くありません。

さらに、イキトスからマナウスまでのアマゾン川下り移動は最短で5日はかかりそう。
なかなかに時間を要する移動区間なのです。
しかも、船は毎日運行していないらしい。
曜日も考慮して予定を組まなければなりません。

 

船の予定が立ったら今度はツアーの予約!
ここイキトスからはアマゾン川ツアーに参加する事ができ、
その行程は日帰りツアーから一泊二日、二泊三日、三泊四日、それ以上!?と、
内容によって日数を選べ、もちろん長ければ長いほどディープなアマゾンを体験できるというわけです。
私は二泊三日のツアーに参加しようと思っています。


というわけで、まずは船移動の日程を押さえるべく船会社へ。
ここイキトスからマナウスへ向かうためには、まずはスピードボートでブラジルとの国境の街サンタ・ロサを目指す事になります。
この区間が約10時間の一日がかり。
国境を越えてブラジル側のタバティンガという街に辿り着いたら、
今度はマナウス行きの三泊四日のフェリーに乗り換える、という段取りです。
イキトスではサンタ・ロサまでのスピードボートのチケットを購入しなければならいのですが、
ここでちょっぴり誤算。
スピードボート、月曜日のみ運休・・・ですって!?
イキトスに辿り着いたのが7/28の木曜日。
翌29日から31日の日曜日まで二泊三日のアマゾンツアーに参加して、
8/1の月曜日早朝スピードボートに乗り込んで夕方国境越え、
8/2か8/3にブラジルのタバティンガから三泊四日のフェリーに乗って、
4日後の、遅くとも6日までにはマナウスに入る。
完璧♪
そんな計画を練っていたのですが、
月曜日にスピードボートが運行していないと分かった今、日程を1日ずつ遅らせるのはあまりにもリスキー。
どう考えても選択肢はひとつしかありません。

アマゾン川ツアーを一泊二日で切り上げて、7/31の日曜日にスピードボートに乗り込む前倒し作戦。

 

あああ、アマゾンツアーが削られる~!

悔しい~~~!!!

 

でも、こればっかりは仕方ないね。
マナウスのサッカーは削れないもの。

 

そうして、7/31のスピードボートのチケットを購入しました。


続いて、今度はツアー会社巡り。
数件のオフィスを回りツアー内容や宿泊ロッジ、料金を比較して、

一泊二日のツアー申し込みと支払いを済ませ、イキトスでやるべき事はこれにて全て終了!
とりあえず全ての行程が無事に確定し、ホッと胸を撫で下ろしました。
アマゾン川ツアーは早速翌日からスタートです。


バタバタが落ち着き安心したら、お腹が空いている事に気付きました!


イキトス おすすめ レストラン

川沿いに、
高床式のとっても素敵なレストランを見つけました。
今夜はここでディナーにしよう。

 

イキトス おすすめ レストラン

藁葺き屋根の高い天井の下、
円形のフロアからはグルリと川が一望できる作りになっていまして、

 

イキトス おすすめ レストラン

外を覗き込むと、すぐそこには緑豊かな水辺の風景。
こんななごやかな景色を眺めながらのお食事、うん、いいですね♪

まずはビールで乾いた喉を潤し、

 

イキトス おすすめ レストラン

お魚とエビのすり身のお料理を。
これはおつまみにぴったりだな!

 

イキトス おすすめ レストラン

そして、ペルーも残り少なくなってきた今、名残惜しい気持ちでオーダーしたのはもちろんセビーチェ!
奥はペルーの国民食、定番ロモサルタードです。

 

美味しいペルー料理をいただきながら、アマゾン川を眺めながら、
イキトスの夜は更けてゆくのでした。


さて!

明日から、
いよいよペルーラストのアクティビティ。

 

アマゾン川ツアーへ行ってきます!

 

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