イグイグパラダイス
ガラパゴス諸島ラスト。
最後にやってきたのは、
ガラパゴス諸島の中で一番広大な面積を持ち、人口5000人を有する有人島。
6つの火山からなるイザベラ島です！
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サンタ・クルス島から毎日2回運行している定期船に乗り、バインバインと文字通り揺られる事2時間半。
イザベラ島の港街、プエルト・ビジャミルにやってきました。（赤ライン）
クルージングツアーと、サンタ・クルス島〜イザベラ島間の往復ボートを申し込んだ旅行代理店のJorgeが、
ツアー用に借りていたウェットスーツとシュノーケルセットをイザベラ島にも持って行っていいよ〜と言ってくれたので、
イザベラ島でも泳ぐぞーーー！！！
と意気込んでいたのですが、ちょうど生理が始まってしまった・・・。
まぁ、ツアー中じゃなくて良かったけど。
というわけで、
シュノーケリングは諦めて、レンタチャリを借りてサイクリングをする事にしました！
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自転車に乗ってまず最初に目指すのは、街からほど近いゾウガメ保護区。
サンタ・クルス島ではダーウィン研究所にも行ったし、野生の亀を保護しているエルチャトにも行ったし、
ゾウガメはもういいかなぁと思ったけれど、やっぱり、とりあえずね。
ガラパゴスゾウガメに会えるのも、これがもう最後のチャンスかもしれないし！
そんなわけでやってきたゾウガメ保護区。
仕切りの中はゾウガメ君たちがうじゃうじゃ。
明らかに彼らのまわりだけ時間の進み方が違う、
ノターっとしている亀さんにもまた癒される。
ガラパゴス諸島は癒しの天国なのです♪
サクサクっと見て回り、
次！
レンタチャリのリミットは4時間。（14ドル也。さすが島物価、意外と高かった。）
亀さんたちのようにゆったりはしていられません。
今度は、プエルト・ビジャミルの街からひたすら西を目指します。
最終目的地は海が一望できるミラドール。
街を出て、舗装道路から砂浜の道へ突入するのですが、
タイヤが取られて思うようにコントロールできずになかなか前へ進みません。
立ち漕ぎしてみたり、自転車を押しながら歩いてみたり。
海を尻目に海岸に沿って、道なき道を西へ進んでゆくと、
ポツリと一軒の小さな小屋が現れました。
ここからは、片道5kmの遊歩道が続きます。
その途中途中に寄り道スポットが点在しているようです。
まずは見晴らしのいいミラドール、Cerro Orchillaを目指して出発！
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日頃の運動不足がたたる〜！
吹き出す汗、上がる息。
不安定な未舗装トレイルを必死の形相で漕ぎまくり、
ようやくCerro Orchillaに辿り着きました。
自転車を置いて、木の階段を上がります。
振り返りたい衝動を押さえ、頂上までいっきに駆け上がり、
トゥリーハウスのような展望所まで上り詰めると、
わあ。
ここは、イザベラ島で一番高い場所？
遮るものが一切ない開けた大地。
心地よい爽やかな風が頬をなで、壮大な景色を前に、疲れも汗もいっきに吹き飛びます！
この景色を十分に堪能したら、
ミラドールを下りて再び自転車へ。
と、
自転車置き場の奥の茂みに・・・・、
わ！ビックリした〜。
ガサガサ聞こえると思ったら、ゾウガメちゃん！
こんなところで何してんの〜！？
自転車を置く時は、回りの風景に同化していて全く気付かなかったけれど、
実は目の前にいたのね。
さっきの保護区でガラパゴスゾウガメは見納めと思っていたけれど、まさかこんなところで出会えるとは！
突然出くわした野良ガメちゃんに驚きつつ、
このミラドールをゴールとし、もと来た道を折り返します。
風を切って颯爽と（必死に？）自転車を漕いでいると、
ん？
あの見覚えのあるフォルム。
キキーッ
自転車を止めてみると、
またまたゾウガメちゃんGET！
この遊歩道は野生のゾウガメスポットでもあるようです！
ゾウガメちゃんとひとしきりたわむれた後、（もちろんノータッチで！間近でジーッと観察したりして遊んでました。）
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ちょこちょこ寄り道を挟みながらサイクリング。
この遊歩道、想像以上に見所があって色んな景色を楽しめるのですが、
中でも私の選ぶベスト寄り道スポットは、
Tunel del EsteroからPlaya del Amorまでの海岸沿い。
パーキングに自転車を止めて海沿いに向かって歩くと、
赤、黄色、緑。
色彩豊かな植物が岩場を埋め尽くす、不思議な海岸に繋がりました。
海を隔てた向こう側にはプエルト・ビジャミルの街並。
よーく目を凝らすと、
このカラフルな景観にさりげなく溶け込むのは、
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イグイグ！
こっちにもイグイグ！！！
ここはイグアナの王国だったのです！
長きに渡ってお送りしてきたガラパゴス記事のラストは、
愛すべきガラパゴスのアイドル、
イザベラ島で出会った癒しのイグアナフォトギャラリーで締めくくりたいと思います♪
それでは、イグイグワールド、
いっきにどうぞ！！！
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ガラパゴス諸島に来てからその魅力に取り付かれ、
すっかり虜になってしまったイグアナを、これでもかとたっぷりお送りしました！
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ガラパゴス諸島で過ごした二週間がついに終わりを迎えます。
一時は電源が入りにくくなり、カメラ全滅の危機に震え上がったCanon EOS 60Dも、
なんとか最後まで持ちこたえ、終わってみれば随分と活躍してくれた元カレさんでした。
トラブルに見舞われまくった不運なガラパゴス諸島ですが、
私が選ぶ南米旅ベスト5に見事にランクインしてしまいましたよ！
固有の動物たちがそこかしこにゴロゴロ溢れているこの群島は、他に類を見ないオンリーワン。
今回巡ったのは島々のほんの一部。
またいつか、再訪したい場所となりました。
肋骨の痛みさえなければダイビングもしてみたかったしね！
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ちなみに南米ベスト5のあとの4つは、
パタゴニア
ペルークスコ近辺（マチュピチュ、レインボーマウンテン、マラスの塩田、etc）
ラパス、ウユニ塩湖（ひとまとめ★）
○○←まだ記事に出てきてないので伏せるw
このメンツに、この度ガラパゴス諸島がめでたく仲間入りを果たしたというわけです。
（振り返るとやはり王道ラインナップですね★）
あーでも。
イースター島も良かったし、チチカカ湖も素敵だったし、チリのチロエ島も好きだし、
アルゼンチンのオルノカルも、イグアスの滝も、ブラジルのボニートや青の教会も・・・
んんん、
やっぱりベスト5を決めるのは難しい！！！
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そんなわけで。
ガラパゴス最終日。
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バルトラ島の空港にてチェックインを済ませ、
搭乗時間までラウンジでまったりお茶を飲んでいると、
「Hey! uca——!!!!」
この、よく通る大きなだみ声の主は・・・
「ベ、ベンジャミン！！！」
「How are you?」
「ア・・・I’m OK.」
ハハハ。
まさか、Benjaminと同じフライトだったとは。
しかも、ラウンジで鉢合わせるなんて。
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アシカでもゾウガメでもイグアナでもなく、
ジャイアン、もといBenjamin。
なんとも後味の悪いガラパゴス諸島の締めくくりとなったのでした・・・。
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