March 20, 2016  Categoyr: └ CHILE ( チリ )

天を仰ぎ見る瞳

イースター島 モアイ

世界の孤島イースター島で、
結界を張る守り神のように、海を背に、島を見つめるように立てられたモアイたち。

彼らの運命は悲しい。



イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ


イースター島 モアイ

モアイには目がない。
いや、本当はあったのだけど、なくなってしまった。


もともとは死者を弔う祭儀目的で作られたという節もあり、
やがては集落の守り神にその目的が変わっていったとされ、
部族の力を誇示するためにモアイは巨大化していったそうです。

 

村に運び込まれ台座に立てられたモアイに最後に目を入れるのは、とても神聖な儀式。
それはまるで、願をかけながらダルマに目を入れる日本特有の風習のよう。
瞳を持ち命を吹き込まれたモアイたちは、海を背に、集落を見つめるように配置され、
イースター島の人々の営みを見守り続けてきました。

 

ところが、決して資源豊かではない小さな島に人口が増加し、イースター島は深刻な食料危機に見舞われ、
島の人々は争いを始めたのです。

各部族のモアイを倒し合い、
特に、霊力が宿るとされている目は徹底的に粉々に潰されて。

 

島中のモアイは一つ残らず破壊されてしまいました。


今現在島には1000体ほどのモアイが残り、
台座に立てられている約40のモアイは近代復元されたもの。



人間の手によって作られ、祀られ、破壊され、

時を経て、人々の好奇の目にさらされるためにまた立てられて、

 

「私たちは何のために生まれ、存在したのか。」

 

叶う事の無い安息の地を夢見て、
望郷の念を抱くモアイたち。

 

イースター島 モアイ

「帰りたい。」

天の、もっとずっとその先の、彼らの故郷を見つめているような。

モアイと向き合うたびに、
言いようのない哀愁や、悲しみ、切なさを、
大きな大きな彼らの姿に感じてしまうのでした。



イースター島。
ポリネシアの言葉で「広い大地」を意味するラパ・ヌイ。
かつては「世界のへそ」テ・ピト・オ・ヘヌア、
「天を見る瞳」マタ・キ・テ・ランギなどとも呼ばれていたそうです。

 

イースター島 モアイ

天を見る瞳。
島にたった一つだけ残る、瞳を守ったモアイ。

 

本当は、
その視線の先に何を見つめているの?

 

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