September 15, 2017  Categoyr: └ COSTARICA ( コスタリカ )

Can’t Take My Eyes Off You!

ナマケモノ コスタリカ プエルトピエホ

アイラービューベイーベ〜♪

 

メキシコ、ベリーズ以降、主に中米大陸の西側(太平洋側)を辿って南下してきたのですが、
再びカリブ海側を目指します。
コスタリカの首都サン・ホセから、いっきに東へ。



コスタリカの東海岸に位置する、プエルト・リモンというなんとも可愛らしい名前の街を経由し、
国立公園を要するカウイータを通過して、
プエルト・ビエホという海沿いの街にやってきました。


ケツァールツアーから帰ってきたその足でサン・ホセを離れたので、バスが街に着く頃にはとっぷりと日が暮れていて、
予約をしていなかったので一件一件当たりながら宿探し。
街自体は大きくはないけれどそこかしこに安宿はあって、
一階に開放的なカフェスペースのあるホステルが気に入って受付で尋ねてみると、今夜はドミは満室、と。
暗い中、これ以上宿を探す気力も残っていなかったので、ちょうど空いていた個室に泊まることにしました。

 

コスタリカ プエルトビエホ 宿 おすすめ

ロッジタイプの二階が私のお部屋。
よくこの子がタンクの上にお昼寝をしにきていました。
このホステルの名前はHotel Puerto Viejo
広いキッチンもありましたよ!


コスタリカ カリブ プエルトビエホ

プエルト・ビエホは、海の側のこじんまりとした街。

 

コスタリカ カリブ プエルトビエホ

通りのお店をちょろっと覗いてみると、
ローカルデザイナーの作品でしょうか。
ビーチファッションやトロピカルな雑貨などがいちいち可愛い!

 

コスタリカ カリブ プエルトビエホ

海沿いの道にお洒落なベーカリーカフェが突然現れたり。

 

プエルトビエホ サーフィン コスタリカ

サーフィンのメッカでもあり、良い波の立つプエルト・ビエホでは大きな大会も開催されるそう。
浜辺ではビギナー向けのサーフィンクラスが行われていました。

 

コスタリカ カリブ プエルトビエホ


コスタリカ カリブ プエルトビエホ


コスタリカ カリブ プエルトビエホ

人が多すぎず、寂れているわけでもなく、
適度にツーリスティックで適度に田舎っぽさもある。
すぐ側にはカリブ海が広がっていて、
欧米人やヒッピーが好みそうな、まったりとした空気の流れるビーチタウンでした。

 

が、

 

あまり時間のない私はここにまったりを求めにきたわけではなく、

 

生き物天国でまだ一度もコスタリカの動物にお目にかかっていないのはいかがなものか、と。
国立公園を訪れて野生動物を探し歩くのも良かったのですが、
harunaちゃんがおすすめしてくれたとある場所に興味が湧き、そこへ立ち寄る事に決めました。
(彼女は私と逆ルートで中米を南から北上してきたので、色々と、今後のナイスな情報をgetできたのでした♪)


街から東へ数キロ。
傷付いた動物たちを保護し、野生に返すサポートを行っている施設、Jagua Rescue Center

 

そこでは一日のうち9時半と11時半の二回ガイドツアーが行われていて、
その時間だけ一般客が園内の動物を見学する事ができます。


翌日、
朝一のツアーを目指し、タクシーに乗ってジャガーレスキューセンターへ向かいました。

ところが。

 

ゲート前に着くと、想像を遥かに越えるものすごい人だかり!
チケットを買う行列もできています。
こんなに人気のスポットだったの?

列に並んで順番を待っていると、
なんと、私の目の前のお客さんまでで、午前の部の定員締め切り!
残りの列の人間は11時半からのツアーに参加するようにとのスタッフのご指示。

 

えーえーーー!?
せっかくタクシー飛ばしてきたのに、あと2時間も待ちぼうけなんて、そんな無駄な事・・・!
しかも、列のだいぶ後ろにいたのだったら諦めも付くけれど、私の一組前のお客さんで終了って、なんとも恨めしいタイミング!
ダメ元でレジのお姉さんに訴えるも、事務的な対応で払いのけられる始末。
そこへ、ちょうどレジの所へやってきたガイドスタッフ。
彼女にロックオン、突撃!

 

「私一人参加なんです。
ちょうど私の直前で受付が終わってしまって。
でも、この後移動があるので時間がなく、なんとか午前の部に参加する事はできないでしょうか?」

 

上目遣いで、手をすり合わせるような気持ちで必死の懇願。

 

願い、通じました!

 

ガイドさんのお情けで、午前の部の最後のグループに送り込んでくれたのです!
ああ、ありがたき幸せ〜!!!

 

すんでのところでタイムロスを免れた私に、さらにラッキーが待っていました。


私たちのグループをガイドしてくれるのは、美しく聡明な面立ちの金髪のお姉さん。
なんとも慈愛に満ちた表情と柔らかなトークでグループの皆を瞬時に惹き付けた彼女は、
なんとこのセンターを運営する一人!
つまり、オーナーさんです。
旦那様とともにこのセンターを一から作り上げた人。
オーナー自らガイドをするって、今日は特別来場者が多かったからかしら?
それともいつもの事?
どちらにしろ、動物たちへの思い入れがことさら強いであろう素敵な彼女にガイドをしてもらえるなんて、
ラッキーラッキー♪

 

何年前だっけかな?
弱ったジャガーを保護した事がきっかけでこの取り組みをスタートしたので、
ジャガーレスキューセンターという名前が付いたようです。
(現在は園内にジャガーはいない。)
彼らは確かコスタリカ人ではなくて、アメリカだっけ?どこか、海外からやってきた人たちだった、はず?

 

当時のメモが手元にないので、重要な情報がおぼろげですみません。
これ、何回書いたかな?笑
ブログ用にと備忘録でメモしていたiphoneが先日壊れ、半年前の出来事を、記憶のみを頼りに書いている状態。
ブログを書き始めたら当時の出来事が面白いほどに鮮やかに蘇るものですが、
それでも、こういったガイドさんの名前だったりうんちく諸々系は、メモがないとなかなか思い出せないもので。

そういうわけで、今回のレスキューセンターも、せっかく動物たちにまつわる興味深いお話を聞きながら回ったのに、
カンペを失ってしまったので、いつものようにあまり内容のない記事になりそうです・・・。
写真だけはたっぷりと残っていますので、どうぞ目でお楽しみいただけると幸いです。


ガイドさんの自己紹介から始まり、いよいよ園内を散策、というところで、
私たちを歓迎しにペタペタとやってきたのは、

 

ナマケモノ コスタリカ プエルトピエホ

愛嬌たっぷりのペリカン君!
放し飼いにされているこの子は園内を自由に歩き回り、
お客さんたちの視線を独り占めにしているマスコットキャラクターなのでした。
彼もまた、怪我したところを助けられたのです。

 

この園内は一見すると動物園のようになっていて、基本檻の中で種類ごとに分けられているのですが、
全て、なんらかの理由で保護されている動物たちです。

その種類は多岐に渡っていて、

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

は虫類に、

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

鳥類。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

ほ乳類と、

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

様々な生き物たちが、
ボランティアスタッフによるケアで怪我を治療したり、
野生に帰る訓練を受けたりして生活しています。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

ちなみに、彼女が私たちのガイドでレスキューセンターを運営するファミリーの奥様。(名前失念)

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

愛情たっぷりに家族のように接し、
動物たちも心を許し、身を委ねているのが分かります。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

中庭の一角では、

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

愛くるしい赤ちゃん猿に、スタッフが付きっきりでお世話をしていました。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

ミルクを飲む姿にキュン♪
ここにいると安心だね。

 

ここで、
私のハートを一瞬で打ち抜き、視線を捉えて離さない、
最大級のカワイイが待っていました。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

ナマケモノ〜〜〜!

 

ナマケモノと言えば、アマゾンで出会ったのが多分人生初だったけれど、
あの時も、ぬいぐるみのような可愛らしさに心を奪われたっけ。

彼らはもう、癒し系の極みです!
その周りだけ時間がゆ〜っくりと流れているような、超スロウテンポな動き。
つぶらな瞳とぬいぐるみのようなモフモフボディからはマイナスイオン放出しまくりで!
もう一度言うけど、絶対にコアラといい勝負。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

けれども、
悲しい事に、年間かなりの数のナマケモノが電線に捕まって怪我をしたり命を落としているのが現実で、

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター


コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

ここには、感電して腕が焦げてしまった子や、
爪の数が少なく生まれてしまった子など、
自力では生きていけなくなったナマケモノたちがたくさん保護されています。

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

こちらはナマケモノベイビーズ!

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

はぁぁぁっ
タダでさえ可愛い生命体が、
その赤ちゃんて・・・

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

反則級の愛らしさですよ!!!

 

コスタリカ プエルトピエホ ジャガーレスキューセンター

こうやって、
見つけられて保護される動物たちはきっとほんのごくごく一部。
ラッキーな彼らはこの楽園のような施設で、敵に怯える事もなくご飯にもありつけ、のびのびと暮らす事ができるけど、

でも、彼らの本来の住処を脅かしたのは他でもなく人間で。
森林伐採や土地開発で森や山がなくなり、動物たちが追いやられ、
自然破壊で生態系は狂い、
自動車事故や電線による感電にしてもそうだけど、ヒトの文明発達の犠牲となり、たくさんの生き物たちが命を落としたり絶滅していく。
それはコスタリカだけでなく世界中の問題で、
動物の宝庫、アフリカのサバンナでさえ、
野生と言えど彼らが住むのは、人間が保護のために定めた国立公園という敷地の中。
(もちろんその外側だってたくさんいるだろうけど。)

自然界というくくりで見ると、人間は進化しすぎたのかもしれません。

その進化、文明の発達を最大限に活用して、
こうして世界中を旅している私もまた彼らを脅かす一旦・・・。


ジャガーレスキューセンター。

外国からやってきた若い夫婦が、一匹のジャガーとの出会いにより、
コスタリカに骨をうずめる覚悟で動物の保護活動を始め、莫大な資金を投じて施設を作り、運営を続けていく。
生半可な覚悟と動物への愛情だけでできるものではありません。

 

約2時間ちょっとのガイドさん同行の園内散策で、入園料20ドル。
このお金が施設を運営する資金の一部となり、動物たちを保護する微々たる支援となるなら高くない。
何よりも可愛い動物たちは見ているだけで癒され、
興味深いお話も聞けて、色々と立ち止まって考えさせられる。
想像以上に意義のある時間を過ごせました。


ああ、しかし。

解説メモの入ったiphoneがなんの前触れもなく突然ご臨終になった事が本当に悔やまれる・・・。
電源が入りにくくなった、などの兆候があればすぐさまメモデータを外部に移したのになぁ。
(とは言え、過去ウユニ塩湖に水没させても不死鳥のように蘇ったり、
カバーなしで何度も落として背面を粉々にもさせたのに、
よく持ってくれた方だと思います4sちゃん)
旅の間、写真データのバックアップは完璧に抜かりない私ですが、
iphoneは盲点だった。
だって、スマホで写真ほぼ撮らないし、大したデータも入っていないもの。
やられたわ~。
これからは、iphoneのバックアップも定期的にやっておかないといけませんね。




翌日、
プエルトビエホから国境行きのバスに乗って、

 

中米ラストの地、パナマ共和国へ!

 

コスタリカ パナマ 国境

こんな橋を渡って国境を越えて行くの?
とちょっとテンション上がったのですが、

 

コスタリカ パナマ 国境

歩くところは、その橋の横でした。
工事中だったからかな??

 

イミグレを抜けて、無事パナマに入国。
再びミニバスに乗って南下。

 

パナマ

小船に乗り換えて水路を抜け、海に出て、

 

とある島を目指します!




【広島近郊にお住まいの方へ告知〜〜〜!】

 

写真展 ライオン

島本伸一郎 写真展開催!
『王者の眼差し』~Eye of the King~

 

場所:gallery G
住所:広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
会期:2017.9.19(tue)-24(sun)
時間:11:00-20:00(last day-17:00)

 

友人の島本氏が、アフリカのサバンナに通い、撮り溜めたライオンの写真を大判サイズで一挙大公開!
彼が愛情をいっぱいに込めて切り取った、大迫力で超イケメンのライオンたちの眼差しに是非囲まれてみてください♪
また、広島東洋カープを心底愛する島本氏。
優勝もすぐそこみたいだし?もしかしたらカープコーナーも設置される・・・かも!?

 

写真が好きな方、
アフリカが好きな方、
ライオンが好きな方、
カープを愛する方、
ただギャラリーの前を通り過ぎただけの方も、

 

是非是非、
お気軽に、写真展へ足をお運び下さいね!
期間中はずっと本人在廊予定だそうです♪
でも、カープの優勝が決まった瞬間居ても立ってもいられなくて外へ飛び出しちゃうかも!?との事ww

 

写真展会場の詳細はこちら

 

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