September 28, 2014  Categoyr: └ UKRAINE ( ウクライナ )

直感が頼り!世界遺産のチェルニウツィ大学

ウクライナ国旗カラー

ウクライナ国旗カラーの花束。

リヴィウから次に目指す街「チェルニウツィ」への電車は一日1本のみ。
現地夜着はできるだけ避けたいのですが、選択の余地無く、街に着いたのは夜の10時半。

駅の外は暗く、人もほとんど見当たりません。


  

予約していた宿までは、歩いて20分程かかりそう。
とりあえずお腹が空いて仕方がなかった私は、こんな時間まで開いていた駅前のレストランで、ピザを丸々一枚食べて腹ごしらえ。

お店を出る頃には深夜0時近く。
重~いコロコロを引きずりながら、宿を目指すべく夜道を歩き始めました。

  

ほどなくして、車が私の横にピタリと止まり、ウィンドウが開きました。

「どこへ行くの?乗せてってあげるよ!」

と声をかけてきた運転席の男性

「大丈夫!歩いて行ける!」

「暗くて危ないから。荷物も大きいし、ホラ、乗りな!」

しばらくこんなやり取りをしながら、私は本能の嗅覚をクンクンと作動させています。




よし、この人は、大丈夫そう!
GOが出ましたv( ̄∇ ̄)

  

完全に根拠のない直感です(笑)

  

私はいつも、だいたいフィーリングや直感で判断でします。←時として危険!?
計画的に物事を進めるのも意外と大好きな私ですが、
瞬時に選択を迫られる事の多々ある旅では、直感に素直に従うのも方法のひとつ♪

  

「ここが、予約しているホステルなの」

車の外から彼に地図を見せました。

「ちょっと遠いから、乗って行きな!」

乗るっ!お願いしますっ!!

  

・・・結果、とっても親切な人でした♪
宿の入口が分かりにくかったのですが、一緒になって探してくれて、
重たい荷物も、2階のホステルのレセプションまで運んでくれて!

ウクライナ人、優しいわぁヽ(´∀`。)ノ゚


無事ホステルに辿り着いたものの、こんな深夜に申し訳ないな。宿の人起きてるかしら?

チェックインしようと扉を開けてリビングに入ると、

  

こんなところに日本人!!!

地球の歩き方にも載っていないチェルニウツィの、数ある宿のこのホステルで、
まさか日本人に会うとは・・・!
(そもそもウクライナは、ガイドブックのロシア版の巻末に、ちょこっと添えられているのみ。)

逆にオーナー夫婦は、お客さんと一緒にクラビングに出かけているとの事(笑)

勝手にドミトリーの空いているベッドを陣取って、
夫婦が帰って来るまで彼とおしゃべりしていました。

  

そんなチェルニウツィのはじまり。

  

チェルニフツィ

街自体はとりたてて特徴もなく、←失敬★

  

チェルニウツィ

ブルーの建物があったり。

  

チェルニウツィ 教会

可愛いピンクの教会があったり。

見所が特にあるというわけではないのですが、
この街のハイライトは何と言っても。

  

チェルニウツィ大学

チェルニウツィ大学!

なんと世界遺産に登録されている大学なのです!

1882年に完成したこの建造物群は、聖職者の住居や修道院、庭園などからなり、
今は大学の校舎として使用されています。

  

takayuki君曰く、
ここはガイドさんを付けて回った方がいい。
知的美人な女性がガイドしてくれるから♪

・・・という事で。

  

ウクライナ美女

ガイドしてくれるのは、こちらの大学の学生さんでもあるインテリ美女、ハーリャさん。
(実物は写真の100倍美しい!)
彼女は2度目の大学生。
以前は経済学を学んでいたけれど、今は入り直して、心理学に専攻を変えたそう。

とっても分かりやすく興味深い説明で、大学内を案内してくれました♪

  

チェルニウツィ 教会

まずは、一番古いメインチャーチ。

  

チェルニウツィ大学


チェルニウツィ大学


チェルニウツィ大学

数々のイコンや天井のパターンが美しい!

  

チェルニウツィ 世界遺産

入口ゲートから見て正面にそびえる建物の中へ移動。

  

大理石の間

「大理石の間」と呼ばれるシャンデリアがゴージャスな講堂は、
年間を通して様々なイベントや祝賀会、ダンスパーティーなどが開催されるホールです。
5月には、ウクライナの伝統的な民族衣装を着たパーティーが開かれるそうで、
きっと、とても華やかでしょうね!見てみたいなぁ!!!

しかし、昨年は内戦の影響で、ほとんどのイベントがキャンセルになったそう。
とても残念な事、とハーリャさんは長い睫毛をふせながら、悲しそうに言いました。

  

青の間

講堂を挟んで両側にある2つのホール。一方は、「青の間」

  

チェルニウツィ 世界遺産

作業する学生さんたちがチラホラいて、

  

イコン

展示会も行われていました。
宗教画や、

  

ウクライナ伝統工芸品

伝統工芸品。

  

ウクライナ刺繍

刺繍。

とても若い学生さんたちが作ったものとは思えない程、完成度の高い作品ばかり!

  

赤の間

講堂を隔ててもう一方のお部屋は、ミーティングなどに使われている「赤の間」
昔は、壁紙がオールシルクだったそう!
写真には写っていないのですが、
オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフからの贈り物である大きな鏡があります。

  

チェルニウツィ大学

ちなみにこの大学は、Josef Glavkというチェコの建築家が設計したもので、
なんと当時29歳という若さ!
生涯100以上のプロジェクトを手がけたという、才能溢れる建築家だそうです。

  

美人なハーリャさんのおかげで、
特に興味もなく期待していなかった大学見学が(笑)思いのほか楽しめました♪

  

夜はtakayuki君とディナーしに行ったり、
ほんっとに期待してなかった分、←何度も言う(笑)
予想外に充実したチェルニウツィでした!

  

以前旅友とも話していた事なのですが、
前情報がすごかったり、期待が膨らみすぎている場合は、
実際行ってみると、あれ?こんなもんか・・・と肩すかしを食らう事も多いのですが、
全然期待してない場所を訪れると、なかなか素敵だったり、思わぬ出会いがあったり、想像以上に楽しめたりして!
感動が待っていたりするものなのです♪

映画なんかもそうですよね!

何事も、期待しないって意外と大切(o´ω`o)

  

ウクライナの女子大生

女子大生、いい響きです♪やっぱり美女率高いよ〜ウクライナ!!


最後に、チェルニウツィで泊まった安宿、Tiu Hostelsファミリー!

  

チェルニウツィ 安宿


ニック



チェルニウツィ 安宿


チェルニウツィ ホステル


Tiu Hostels

ホステルのオーナー夫婦。
ロンドン出身マーカスとウクライナ美女でめちゃくちゃ気の強い奥様ルバ、
(完全に尻に敷かれているようです!)
ヤンチャで可愛い二人のベイビー、ニック!!

とても居心地良く、ゲスト同士が交流しやすい宿なので、
チェルニウツィに行かれる方は是非♪

  

マーカスが、次に移動する街 カミャネッツ ポディルスキー(舌噛みそう★)のホステルを紹介してくれました。
もともと彼が経営していたのを、最近アメリカ人に売ったというLuba’s Hostel。(奥様の名前♪)
マーカス曰く、オーナーのアメリカンはアジアを旅するマリファナ好きのヒッピーのジョー。
ど、どんな人なんだろう・・・(°◇°;)

  

とりあえず、宿も確保できたし、次の街に向かいます!

  

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モロッコ大興奮中♪行く前からいいフィーリングあったけど、すぐにはまった!
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