18禁オペラ
モスクワのランドマーク、砂糖菓子のお城みたいなワシリー寺院。
この建築デザイン、美的感覚はロシアならではです。
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ロシアの新幹線!?
サプサン号でひとっとび!
サンクトペテルブルク~ロシア間の640kmの距離を、たったの3時間40分で走り抜けます。
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二日間の駆け足モスクワ、泊まったホステルはこちらです。
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モスクワではあてもなく街をぶらぶら。
住宅街にポツリと佇む小さな教会もやっぱり玉ねぎ頭で、あぁ、ここはロシアだなと実感したり。
メトロに乗ってモスクワの秋葉原と言われている電脳ビル、ガルブーシュカへ足を伸ばし、
これからの旅に必要なスマホのモバイルバッテリーをGETしたり。
(今更かいっ!て気もしますが。これまでモバイルバッテリーなしで旅をしていた私です。)
限られた時間が慌ただしく過ぎ去る中、
モスクワで印象深かったスポットを3つ、かいつまんでご紹介致しますね。
まずはモスクワ観光の王道、ハイライト!
街の中心に位置する「赤の広場」
クレムリン(城塞)の壁、ロシア正教の寺院、高級百貨店、歴史博物館、レーニン廟に囲まれ、
ロシアの歴史と文化が一同に垣間見える美しい広場です。
錚々たる建造物群の中でもひときわ目を引くのがこちら、
ポクロフスキー聖堂、通称ワシリー寺院。
良かった、こっちの玉ねぎ頭たちは帽子を被っていない!
(サンクトペテルブルクの血の上の救世主教会は修復中の屋根のカバーが残念だったのです。)
こちらも救世主教会に負けじとおもちゃみたいな外観。
今まで訪れたロシアの教会たちをイメージして中へ入ると意表を突かれました。
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薄暗く狭い迷路のような空間の中、カラフルに描かれた草花の模様が壁と天井を埋め尽くし、
レトロ可愛いアート作品のようでした。
広場を見下ろせるスポットも。
対モンゴル戦の勝利を記念して、イワン雷帝により1560年に建てられたワシリー寺院。
あまりにも美しい完成を見た雷帝は、二度とこのような建物が造られないよう、
建設に尽力した設計者二人の眼をくり抜いてしまったという恐ロシアなお話が残っています。
なんって残忍で非道な!!!
ライトアップされた夜の赤の広場、そのテーマパークっぷりったら!
エレクトリカルパレード並みの電飾に縁取られた建物は、ロシア最大級の巨大デパート「グム百貨店」
中は、吹き抜けのアーケードが美しく開放的なショッピングモールでした。
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モスクワ観光二つ目は、
サンクトペテルブルクに続きここでも芸術鑑賞。
モスクワの伝統的な大劇場、ボリショイ劇場へやって来ました。
この時期は「アルチーナ」というオペラの公演が開催されていて。
またオペラかぁ、バレエが良かったなーなどと思いながら、劇場へ足を運びたい気持ちが勝りチケットをポチリ。
がしかし、
「アルチーナ」は歴史ある本館ではなく、別棟の新館での上演だった・・・。
リサーチ不足でした。
ただこちらも十分立派です。
天井画がすっごく好き。
さて、連日バレエオペラを鑑賞してきたエセ舞台芸術評論家による浅はかな感想をば。
「アルチーナ」一言で言うならば、
エロい!!!
え?これって18禁オペラですか?
初っ端からベッドシーンの幕開け。
まじでほんまもんの裸の男女が抱き合い、高らかに美声を発し合う姿は何だかカオス。
いやもしかしたら遠目には裸に見えただけで、
NHKの紅白歌合戦でDJ OZMAが披露した珍パフォーマンスの、裸ボディスーツばりにヌーディーなピチピチタイツ?
くらいは着用していたのかもしれないが。
もしくは前貼りオンリー!?
オペラグラスを所持していなかったので細部は確認できず。←そこは確認せんでもいい。
全体的に交尾シーン多し。
目隠し手首縛りムチ打ちのSMプレイまで出てくる始末。
ご丁寧に!?女は男に馬乗りになって巧みに腰を動かす怪演ぶりを披露するシーンも!
なんて直接的な表現なんだ。
しかも、これまた登場人物が多くてストーリーが追いつけない上に、
主演の男性がまさかの高音ソプラノボイスだから女性との掛け合いが分かりづらい。
<ここで突然マメ知識>
大の大人の男が天使のような高らかな美声を発するボーイソプラノとは。
中世ヨーロッパで観客を熱狂させた「カストラート」と呼ばれるスターたち。
当時はキリスト教の聖書の教えで女性が教会や劇場で歌うことを禁じられていたので、
変声期前の少年に去勢手術(!)が施され、ボーイソプラノに育て上げられた歌手たちが代わりにその役割を担ったそう。
作曲家たちはオペラのヒロインにこぞって「カストラート」を起用したとか。
そんな歴史的背景があったのか。
確かに、
ソプラノの男性歌手の歌声は、劇場中に妖艶に美しく響き渡り、
小鳥のけたたましいさえずりのような圧倒的な歌唱力が素人目にも凄まじかった。
ただ、そのソプラノボイスの彼はスーツを着て口元にヒゲを蓄えた大柄の男性でね。
その男らしい容姿から発せられる女性的な高音は、見慣れないものにとってはちょっぴり違和感。
ヘリウムガス吸っちゃったか、はたまたクロちゃんなのかなってね。
天使、とか、神様、とか、
性別を超越したような役柄と衣装であればすんなり入り込めたかもしれませんが。
なんせ18禁オペラですし!
だって、劇中にはピストルまで登場するし、(物騒だわ)
全体的に品がなく、(オペラにそんなん求めてなかったよ~)
話はつまんないし、
男女の愛憎劇ばっかだし、
舞台セットの変化もないし。
いやー3時間半、長くて辛かった。。。(本音ポロリ)
ね、一番左バスローブとか着ちゃってるでしょ。
声だけ聞くと女性と間違うほどの高音美声を披露したソプラノ男性歌手は、真ん中のグレーのスーツを着た彼。
ギャップ甚だしいでしょ!
オーケストラはすごく良かったです!
なんせ指揮者がピアノを弾きながら指揮棒を振るという斬新な初見スタイル。
民族的な打楽器やマンドリンのような弦楽器も加わって、
とても個性的な音色で観客を楽しませてくれました。
前半は特につまらなく感じていたけれど、
歌手たちの、特に髭面ソプラノ男性のテクニックがすごくて、
肉体という楽器を駆使して発せられる声のパワーは後方遠くの観客席にも十分に届いたし、
主演アルチーナの演技力は抜群!
報われない愛の悲劇が全身から滲み出ていました。
もう二度と見ることはないと思うけど、「アルチーナ」一度は鑑賞しておいて良かったかな!
何事も経験。
以上、オペラ初心者による率直な感想を書き綴ってみました~!
そんなんじゃない!!!
ってガチのオペラファンから怒られそ。
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劇場内の、華やかにドレスアップしたロシア美女たちを追いかける方が楽しかった♪
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モスクワ観光3つ目は・・・
長くなってきましたので次回!
※2017年10月の旅のお話です。
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