June 09, 2014  Categoyr: └ IRAN ( イラン )

思い出深きエスファハーン

エマーム広場

人生最大級の口唇ヘルペス、やっと治りました・・・。(笑)

1ヶ月のイラン滞在の中でトータル10日以上、一番多くの時を過ごしたエスファハーン。
特別何をしたってわけでもないのですが、居着いてしまいました★


 

アルメニア人が住むジョルファ地区で美味しいハンバーガーを食べ、
お洒落なカフェでコーヒーを飲んだり、
干上がった水のない川に架かるシオセ橋やハージュー橋をお散歩したり、

 

ホテルabbasi

高級ホテルAbassiの中にある、広々としたガーデンのカフェで深夜までチャイ一杯で粘ったり!

 

世界の半分

でも、一番長い時間を過ごしたのは、やっぱりここ。

エマーム広場。

イランに来るツーリストはほぼ100パーセントと言っていいくらい、
この街を訪れ、このエマーム広場を訪れ、
イランの旅の思い出にこの風景を蘇らせるくらい旅人にとって特別な場所。

吸い寄せられるように通った「世界の半分」。
ただ歩くだけで、まるで人気者になったのかと勘違いするくらいに、
ローカルの人々が笑顔で話しかけてくれる。
10,000リアルのソフトクリームが美味しくて、芝生に座ってよく食べました♪

そうそう!ここでインタビューを受けて、イランの全国テレビで私、放送されたんですよ!(笑)
ツーリストポリスについての意見を求められ・・・

知らんがな!!!!

だったんですが、
こういう風に答えてくれって言われたヤラセインタビュー★

複数のイランの知人がテレビで私を見たとの報告あり!
その日に限って夜行バス明けのボロボロ状態、あの姿を全国に晒されたと思うと、ほんと最悪です(; ̄д ̄)

 

エスファハーンに咲く花

 

マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー

エスファハーンで良く見かけるこの花は、街中のいたるところに咲いて彩りを添えています。
なんていう花なんだろう?
すっごく可愛いフォルムに、色も赤、ピンク、オレンジ、と華やか!

 

夜のエマーム広場

日が暮れる頃には、広場にはたくさんのローカルの人々が集まって、
ピクニックをしたり、ただただおしゃべりしたり、ボールで遊んだり。

ツーリストだけでなく、現地の人々にとっても特別な場所のようです。

 

マスジェデ・エマーム

そうそう、前回はお祈り期間中で入れなかった
広場の正面に位置する「マスジェデ・エマーム」
リベンジを果たせました♪

正面のエイヴァーンとメナーレは広場のための装飾的な役割を果たす門なので、
メッカの方を向いていません。

 

エイヴァーン

門をくぐると45度斜め奥に、メッカの方角を向いたエイヴァーン。
中庭にお祈りスペースがあります。

 

中央礼拝堂

このエイヴァーン奥の中央礼拝堂のドームは二重構造になっていて、
このドームの真下で響く音は、かなり小さな音でもさまざまに反響します。

皆が手を鳴らしてみたり、名前を読んだり歌を歌ってみたり!

ちょうど日本人の団体客に遭遇して、初老のおじさまが演歌を大声で歌っていましたよ!!
気持ち良いほどに声がこだましてドーム内に響き渡ります。
もう少しの勇気があれば、私も歌ってみたかった!?

 
 

アンティークショップ

エマーム広場から伸びる中心のバザール。入ってすぐの右手に、アンティークショップ。
このお店のおじさんにもよくチャイをご馳走になりました!

 

sacoちゃん

その奥に位置するフォトスタジオには毎日ってくらい入り浸っちゃいました!
そこで出会ったsacoちゃんは、某有名テーマパークで働く女の子。
9日間の休みを取ってイラン旅行に来ていました。

第一印象からフィーリングがぴったり合ったsacoちゃんとは、
一日しかないリミットの中でずっと一緒に過ごし、たくさん語り合いました♪
一期一会の旅の出会いですが、sacoちゃんとはずーっと付き合っていけそうな予感!!

 

ビリヤーニ

エスファハーン名物ビリヤーニ。
んんんーーー、美味しいっ!!ていうものではなかった・・・かな?
インドのビリヤーニ(チキン入りご飯)は激ウマなのに〜(;≧皿≦)

 
 

後半のエスファハーンではずーっとカウチサーフィンを利用している私。
3件のお宅にお邪魔したのですが、中でも一番長い期間、なんと5泊もしちゃったお宅がこちら★

 

Farhood宅

お宅訪問では、なんだか遠慮しちゃってあんまり写真を撮れない私。
慌てて撮ったこの1枚じゃなかなか伝わらないのですが、
リビングだけでこんなにも広く、アンティークの家具やオブジェがセンス良く配置されているこのおうち!

 

Farhood

このマンションを所有するお金持ちのナイスミドル、Farhoodのお宅です♪
ラシュトのホストの友人なので、男性一人暮らしのオジサマなのですが、
安心して泊まらせていただいてきました♪

よくお兄さんも遊びに来ていたし!
広い空き部屋があって、贅沢にもそこをプライベートルームとして使わせてくれました。

毎晩聞かせてくれるイランの伝統楽器。
即興で奏でる音色に、イランの風景を重ねながらうっとり・・・

 

ウォッカ

ある日の夜は、Farhoodが作ってくれた唐揚げとともに、彼自家製のウォッカで晩酌!
禁酒の国イランで、まさかお酒が飲めるとは思っていなかったのでびっくり・・・!
1ヶ月ほどかけてレーズンから作るそうです★

 

おうちご飯

彼のお母様が遊びに来てパパッと作ってくれたご飯。
やっぱりレストランより手作りが美味しい♪

 
 
 

エスファハーンでの出来事をかいつまんで、つらつらと書き綴ってみた今回の記事。

10日もいると、人もそうですが、街にも情が移ってしまうものです。

 

ただ、今までの旅を振り返ってみても、
その時々に感じる空気やときめきが、時間が経つにつれて少しずつ色褪せていく事も知っています。

すごく刹那的で愛おしい旅時間。
何気ない瞬間を、目の前の風景を、五感で感じる空気を、胸に刻み込むように過ごす毎日。

そしてまた、エスファハーンで過ごした日々も刻々と、文字通り過去へ過ぎ去っていき、
新しい街、出会い、出来事が上書きされていくのしょう。

 

それこそが旅。

 

人生そのものが、旅みたいなものですね。

 
 

さて、思い入れたっぷりのエスファハーンにサヨナラを告げて、
次に向かうは、ムスリムの聖地マシュハドです!!!

 

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